幼児教育を語るひろば

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マナー 五つのキーワード

以前、5・6年生を担任したときの話です。毎月「月目標」を決めて、教室の前面に
掲示していました。目標は学級会で話し合って決めますが、年1回4月の目標だ
けは、担任の私が決めました。

始業式の日私は次のような目標を、もぞう紙に書いて子どもたちに見せました。
 
 1、おはよう
 2、はい
 3、いいえ
 4、ありがとう
 5、ごめんなさい

 
 (1、挨拶全般  2・3、返事・意思表示  4・5、感謝・謝罪の気持ち)

子どもたちからは、「かんたん」・「1年生みたい」・「幼稚」・・・ などと言う声があが
りました。 私が「実行できている人?」と子どもたちに尋ねると、ほとんどの子が
「できている!」と答えました。

そこで私は、「先生にはそう思えないのだが・・・ それに自分のことは案外分から
ないから、家族の人や友だちに聞いてみて、1週間後の学級会で結果を話し合う
ことにしよう。」と、子どもたちに提案しました。

1週間後の学級会で、子どもたちに調べた結果を聞いてみました。すると案の定
「簡単・幼稚・・・・」と子どもたちは言っていたのに、意外と実践できていないことが
分かりました。
 
 おはよう
  *登校指導のおじさんが「おはよう」と声をかけても、挨拶しない子がいる。
  *兄(姉)は、朝起きてきても「おはよう」の挨拶をしない。
  *道で近所の人に会っても、恥ずかしいので挨拶しない。
  *一人で食事のときは、「いただきます」「ごちそうさま」を言わない。
  *下級生や目下の子には、挨拶しない。

 はい・いいえ
  *親に「〇〇しなさい!」と言われても、返事をしないで無視している。
  *機嫌が悪いときは、返事をしない。
  *お母さん(家族)には、「はい」・「いいえ」が言えない。
  *大人に何か聞かれると、恥ずかしいのではっきり受け答えが出来ない。
  *将来の希望を聞かれると、迷って答えられない。
  *名前を呼ばれたとき、大きな声で返事が出来ない。
  *発表するとき、大きな声ではっきり言えない。
  *自分の考えを、自信を持って言えない。

 ありがとう・ごめんなさい
  *お母さん(家族)には、「ありがとう」となかなか言えない。
  *お世話になっている人に、「ありがとう」と言わない。
  *お店の人がていねいに応対してくれたのに、「ありがとう」が言えない。
  *自転車の二人乗りを注意されたが、「ごめんなさい」が言えなかった。
  *弟や妹に手伝ってもらっても、「ありがとう」を言わない。
  *つまらぬことでケンカしたのに、お互い「ごめんなさい」が言えない。

簡単そうに見えた五つの言葉ですが、されどマナーの基本を支える大事な言葉です。
「マナー 五つのキーワード」として、実践するように子どもたちへ勧めました。


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