幼児教育を語るひろば

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五月病に罹らないために

入園(学)式が済んで1週間余が過ぎました。新入生たちは、どうしているで
しょうか? 「登園(校)したくない」と、ぐずっている子はいませんか?

子どもはストレスからの回復力が強いので、ノイローゼには罹らないと言われ
ますが、そうでもないようです。

皇太子家の愛子さんは、クラスギャングたちの暴言に怯えて登校できなくなった
ようです。対人関係の不安や劣等感で不登校になる例は、よくあります。気持ち
の優しい子や、依存性の強い子に多いと言われます。気持ちが優しいのは大事
なことですが、それが裏目になってしまうのです。

完全欲の強い子も、ノイローゼ的症状を表す場合があります。せっかく希望や
理想を抱いて入園(学)したのに、現実とのずれが大き過ぎるからです。

園(学校)は集団生活ですから、色々と決まりがあります。ところがその決まりを
守らない子が、必ずいます。だから自分だけ守ろうとしても、思うようにはなりま
せん。正義感の強い子は、そのために決まりを守らない子と衝突します。

また自分の希望や理想と、先生や友だちの考えと食い違う場合があります。自分の
考えがみんなと違うと、不安になります。自分では不合理だと分かっていても、意思
に反して絶えずそのことが気になります。

そうなると、先生や友だちの考えが、いつの間にか自分を強制(脅迫)しているよう
に思ってしまうのです。その結果、登園(登校)するのが、だんだん嫌になってきま
す。園(学校)の生活に自信が持てず、親や先生の期待にも応えられそうもないと
考えて、現実から逃げようとする気持ちも育ってしまいます。

勿論その原因は個人個人で違いますから、対応を誤らないようにしなければなりま
せん。 一般的には子どもの気持ちをよく聞いて、子どもの心情や立場を理解して
あげることが大事です。
ただ無理やり登園(登校)させるのはやめて、どうしたら本人が立ち直ることが出来
るかを考えるようにします。それには先生の力を借りるとか、時には友だちにも協力
してもらうことが必要です。

五月病に罹る前に、子どもは色々と黄信号を点灯します。

習癖異常と言われる行為もそうです。指しゃぶり・爪かみ・性器いじり・チック・・・・ 
などが見られたら、要注意です。
体の異常を訴える場合もあります。(特に朝起きてから)  頭痛・腹痛・目まい・
耳鳴り・疲労・・・・ などです。食欲不振や夜眠れないなどと訴えるのも、これに
含まれます。
ただ体の異常が長く続くようでしたら、医師の診断を受けるようにしましょう。

漠然と不安感情を示す場合もあります。何となくぼんやりしている・気力が無い・・・・ 
逆に、些細なことで怒ったり当り散らしたりすることもあります。

ヒステリー症状を表す子は、自分がよく見られたい・目立ちたいという欲求の強い
子が多いようです。自分の思い通りにいかないと、すぐにキレてしまうのです。

このように子どもたちは色々な黄信号を発信しますから、普段から気をつけて見逃
さないようにしましょう。 それには、親子でなんでも話し合える環境づくりに努め、
子どもの不安や不満を、状況に応じながら少しずつ解消してあげるようにします。

もうすぐゴールデンウイークがやってきます。どう過ごすか? 親子で楽しい計画を
立てましょう。五月病に罹らないための、特効薬です。


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