幼児教育を語るひろば

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三つ子の魂は?

きょうは、親としてふだん子どもにどう対応しているか? ちょっと反省してみて欲し
いと思いました。 特に次のようなお父さん・お母さんに、考えて欲しいと思っていま
す。それは青少年が引き起こす事件が、後を絶たないからです。

先ず、あなたは次のようなタイプに該当しませんか?
おこりっぽい・命令的なもの言い・口うるさい・一貫性が無い言動・あまやかし型
・お節介型・溺愛型・無関心型・放任型・・・・
 など。
実は、こんなタイプのお父さん・お母さん宛てへの警告です。
(虐待やネグレクトの場合は、問題外です。)

幼稚園の年少さん(3~4歳)くらいになると、大人が軽い気持ちで交わした口約束
でも、いつまでも忘れません。それは、子どもの記憶力もこの頃になると驚くほど
発達するからです。言葉の量も、飛躍的に増加します。記憶力と言葉の量は、深く
関わり合っています。だから、忘れるはずはありません。

言葉を覚えると、それまでは具体的な記憶に限られていたものが、観念的な内容に
ついても記憶が可能になってきます。 「どうせ子どもだから・・・・」と思って、幼児の
記憶力や思考力をあなどってはいけません。実は幼児期の記憶や思考は、思春期
のそれと大変つながりがあるのです。幼児期の第1反抗期と思春期の第2反抗期
は、共通原因で結ばれているのです。

生活習慣の基本は、殆どが幼児期に培われます。つまり社会への適応能力は、幼児
期に形成されると言うことです。人格が形成される時期と言っても、差し支えありませ
ん。だから幼児期の習慣形成で、力を抜いてはならないのです。

この時期に力を抜いて子育てに当たると、思春期にしっぺ返しを受けます。特に幼児
期に筋道の通らない非合理的な考え方を押し付けられた子は、思春期に問題行動を
起こし勝ちです。思春期(広くは青年期)は、筋道の通った合理的な考え方を大事に
しますから、幼児期に植えつけられた考え方が、ガマンできなくなるのです。

その結果大人社会の矛盾や不合理に、彼らの怒りの矛先が向けられることになり
ます。それも一気に解決しようとしますから、突発的な行動となって現われます。
幼児期に身に付いたものが、思春期に表面化するのです。

青年期を大ざっぱに分けると、中学生期・高校生期・大学生期の3期です。ここで
言う思春期は、青年期の後半を指します。第2次性徴が始まる時期です。
(男子は声変わりや発毛が見られる頃・女子は初潮が始まる頃)

思春期の大きな特徴として、刺激に対して敏感なことが挙げられます。特に権力に
対して、激しく反抗します。それも大人の言動や社会の仕組みを、すぐに権力とし
て受け止め易い傾向があるからです。

それに思春期の情緒は、極めて不安定です。ちょっとしたことで気持ちが大きく揺れ
動き、極端から極端へ行動し易いのです。親に叱られた・先生に注意されただけで、
自殺した例もあります。

個人差は勿論ありますが、幼児期の自我意識や社会性の発達と、思春期の行動は
関係があると言うことです。これは長い教師生活から、私が学び取った事実です。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、20歳前後で表面に現われて参ります。
幼児教育が如何に大切かを、子育ての中で、世のお父さん・お母さん方にもう
一度じっくり考えて欲しいと思っています。


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