幼児教育を語るひろば

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父親の役割り

「日本のお父さんは、忙しい!」、それでまかり通っているのが実態です。ですから、子育てはお母さん任せになっています。でも子育てで父親の果たす役割りが大きい
ことは、みんな分かっているのですが・・・・

日本の父親たちの子育てに関わる比率は、欧米に比べるとその半分にも達しま
せん。例えば、「週にどのくらい子どもの遊び相手になっているか?」という
調査では、「休日だけ遊んでいる」と「暇が出来た日は遊んでいる」を合わせ
ても、5割に達しません。子どもとの対話も、これに比例します。

欧米の父親たちは、日本の父親たちの2倍くらいの時間を、子どもたちとの遊び
や対話に費やしています。 父親の役割りが大事だと言われるようになっても、
ここ20年来この傾向は変わっていません。

日本の父親が子育てに関わらない理由には、歴史的にも根深いものがあります。
先ず男は外で働き、家事は女の仕事という生活スタイルです。そして日本人の
労働観には、企業のために滅私奉公するという気風があります。 働いて得る
報酬は、二次的なものです。

欧米人の労働観は、日本人と違います。労働は賃金を得る手段で、自分または
家族の生活を維持するためと考えています。 会社に滅私奉公などは、とても
考えられないことです。極端な見方の話になりましたが、当たらずと言えども
遠からずで、国民性の違い(文化の違いと言った方が適切)があるのです。

私も現職時代子どもの問題で、何度もお父さんたちと面談した経験があります。
殆どのお父さんたちは 「子どものことは、家内に任せていますので・・・・」と、
恐縮するだけでした。子どもの様子を離しても、初耳と驚くだけです。

母親に任せっきりだと、夫婦の教育方針も実践も微妙にずれてきます。特に躾け
の考え方にずれが生じるのは、子どもの人格形成上問題があります。この場合、
子どもと接触の少ない父親の責任は重大です。

私は父親の役割りについて、いつもこう助言しています。

「何も母親と同じことを、しなくてもよい。母親と一緒になって教えたり・注意
したり・怒ったりしていたら、子どもの方もうんざりする。母親の足りない点を、
補ってあげればよい。
運動量の多い遊びの相手 例えば野球・サッカー・水泳・自転車乗り・山登り・・・ 
などは、父親が適している。子どもが母親には話しにくいことの聴き手になったり
相談相手になったりするのも、どちらかと言えば父親の役割り。
つまり子育ての役割分担が、大事だということ。」

こう話すと、多くの父親は納得します。あなたの家庭でも、考えてみて下さい。


 

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