幼児教育を語るひろば

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仲間はずれ

 ある母親の(小学校中学年児の)相談から

子どもたちが学校へ(幼稚園へ)行く最大の楽しみは、友だちと会うこと・おしゃべり
すること・遊ぶことです。
それが仲間はずれになったら、こんな悲しいことはありますせん。

仲間はずし」は、いじめの一種です。不思議なことに仲間はずしは、子どもたちだけの
問題ではありません。大人の世界でも、よく耳にします。弱肉強食の、動物的本能の
現われでしょうか?

「仲良くする」 と言うことは、人類が繁栄するための智恵です。人間が生存するため
に築き上げた、文化と言い換えてもよいでしょう。

「友だちとは、仲良くしましょう!」 と言う指導は、どこの学校(幼稚園・保育園)でも
必ずしています。でも仲間はずれに遭う子は、どの学校にも必ずいます。
「仲良くする」 と言うのは、言うほどに易しいことでは無いのです。

理屈はこれくらいにして・・・・
仲間はずれに遭うと、子どもは登校(登園)を渋るようになります。朝になると「頭が
痛い」・「お腹が痛い」・「気持ちが悪い」などと、体の不調を訴えます。
この段階で気づいてあげないと、やがて不登校(不登園)につながってしまいます。

なぜ仲間はずれになるのか? 原因は、色々あります。原因が分からないと対策が
取りにくいのですが、それが複雑多様です。低年齢化すればするほど、いっそう分か
らなくなります。

仲間はずれになる子には、共通点があります。
わがままな子・気が弱い子・感情表現が下手な子・集団遊びが苦手な子・成績が
良い子・成績が悪い子・・・・ などです。ひと言で言えば、コミニュケーションを取る
のが下手な子です。

然しこれらが仲間はずれの原因と、断定はできません。仲間はずしをする方の子ど
もたちには、首を傾げたくなるような理由があります。
何となく(特に理由は無い)・すぐ泣くので面白いから・汚いから・弱そうだから
・生意気だから・・・・ などと答えます。
「仲間はずれになる方が悪い」と、うそぶく子さえいます。

中には、仲間はずれを自ら求める子もいます。
独りぼっちが好きだから・友だちが怖いから(集団が怖いから)・・・・ と言います。

ところで仲間はずれにならない子とは、どんな子でしょうか?
人望のある子は、仲間はずれになりません。(人気のある子とは違う) 人望がある
子は、優しくて誠実です。こういう子は、友だちから頼りにされます。
でも優しくて誠実は、大人だって難しいことです。

では実際に仲間はずれになって悩んでいる子を、どう援助したらよいでしょうか?
第1に、問題がどのくらい深刻なのか? 子どもの様子や話から、判断します。
あまり深刻で無ければ、深入りする必要はありません。
解決は、子ども自身に任せましょう。

次にちょっと心配な状況と判断したら、「何か助けて欲しいことがある?」 と尋ね
ます。子どもが希望しないのに、親が出張るのは避けます。
子どもの話しをじっくり聞いてあげているうちに、子どもも冷静になっていつの間に
か解決法を見つけることがよくあります。

重症と感じたら親が直接解決に乗り出すのではなく、担任に事情を話します。
そして先ず友だちとの遊びに参加できるように、配慮してもらいます。

私の経験からは「花いちもんめ」のような動きの少ない集団遊びから、「手つなぎ鬼」
のような動きの激しい遊びを経験させるのが効果的でした。
もちろん当分は、先生が(大人が)一緒に遊ぶことが大事です。

仲間はずれは学年が進むにしたがって、解決が難しくなります。
早期発見・早期治療は欠かせませんが、あまり神経質になる必要はありません。
基本的には、子どもの世界の問題です。気にして立ち入り過ぎると、困難や失敗を
乗り越える力を子どもから奪うことになってしまいます。


コメント

私は、仲間はずれにされているので、このインターネットは、とても役立ちました。

  • 2013/06/11(火) 16:50:09 |
  • URL |
  • みー #IpT9aHSo
  • [ 編集 ]

みーさんへ

お役に立って何より 仲間を限定しなければ あなたの仲間(味方)は一杯いますよ
(パソコンを替えたため ブログが読みにくかったと思います 失礼しました)

  • 2013/06/11(火) 22:04:12 |
  • URL |
  • 元園長 #-
  • [ 編集 ]

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