幼児教育を語るひろば

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運動会

在職していた武蔵野市立境幼稚園の運動会に呼ばれて、出かけてきました。

戴いた案内状に、運動会のテーマが載っていました。
「さかいじょう(境城)をめざせ」、 と言うのです。
面白いテーマだと思ったら、園長先生がこんなことを書いていました。

にんじゃごっこや戦いごっこは、遊びの定番です。なりきって遊ぶことで思いきり
体を動かし、体の動きを身に付けていきます。
今年度の境幼稚園の運動会のテーマは、「さかいじょうをめざせ」です。園庭に
出現するであろうさかいじょうを目指して、平素の体育的活動を力いっぱい表現
します。その元気あふれる姿をご覧ください。


なるほど、テーマ設定の意図が分かりました。

最近学校(園)の運動会は、行事の関係で春に実施するところが多くなりました。
でも やはり運動会は、秋空の下で催すのが王道のように思います。
その点 きょうは、運動会日和に恵まれました。

日本に幼稚園が誕生したのは、1876年です。
東京女子師範学校に、付属幼稚園が設置されました。
当初 幼稚園は富裕階級のもので、多くの子どもたちには無縁のものでした。
1900年代に入って、ようやく全国で250園くらいになったようです。

でも幼稚園の教育目標は、当時から 「心身の健全な発達を目指す」ことで 
今と変わりません。
保育内容も、体を使った遊びや遊戯が重視されました。

「健全なる精神は 健全なる身体に宿る」、と言うわけです。
きょうの境幼稚園の運動会にも、この考えは生かされていました。

運動会のプログラムが、ユニークです。
「その一」・「その二」・・・・ と、テーマを追うように構成されています。
境城に到達する仕掛けが、観客にも分かります。
最後に親子でパッチワーク式に、お城を完成する仕組みです。

プログラムの項目には、次のようなものがありました。

[その一 いざ! はしれ]・[その二 にんじゃのしゅぎょう]
・[その三 つなひき合戦]・[その四 ちから くらべ]
・[その五 おしろのまわりで]・[その六 おはなが いっぱい]
・[その七 へんしんのじゅつ]・[その八 あばれだいこ]
・[その九 たまいれ合戦]・[その十 にんぽう はしる]
・[その十一 さかいじょうにとうちゃく]


最後に園庭に出現した境城は、縦横2メートル余はある立派なお城でした。
しかも城門が開くようになっていて、園児たちはそこからお城の探検に出か
けて行きました。(探検の途中で運動会の記念メダルがもらえる)
幼稚園職員の保育にかける愛情や工夫があっての、楽しい運動会でした。

私も子どもたちから新鮮なエネルギーを吸収し、老体を充電させてもらって
園を辞しました。


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