幼児教育を語るひろば

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敬老の日

シルバーウイークとは、うまいネーミングです。ゴールデンウイークよりは少し
短いし、「敬老の日」にも引っ掛けたのだと思います。

「敬老の日」について、子どもたちへ話したことがあります。

「今の日本の繁栄は、お年寄りたちが若い時に頑張って築き上げたものです。
お年寄りたちは、戦争という困難な時代も乗り切ってきました。お年寄りたち
に感謝し、大事にしてあげましょう。」 と。

すると子どもたちから、こんな声が返ってきました。
「お年寄りたちは、どうして戦争をしたの?」
「うちのおじいさん・おばあさんは、頑固・口うるさい・お節介だ。」
「横断歩道を渡らないおじいさんが、いるよ。」

「老人に感謝しよう」・「老人を大事にしよう」 と説いても、子どもたちには老人の
打算と捉えている節がありました。

マスコミの報道でも、老人が法を犯し犯罪に手を染めている事例が沢山あります。
現代社会の繁栄は、老人の力のお陰と胸を張れるでしょうか?
押し付けがましく 「老人に感謝しろ!」 と、言えるでしょうか?

確かに私たちはこの世に生を受けてから老人と言われるまでには、時間がかかり
ます。けっこう働き続けなくてはならないし、苦労もあります。

だからと言って全ての老人が、人生の先輩として心技体が備わった人間になって
いるとは限りません。「老人イコール敬老」には、ならないのです。

明後日は、「秋分の日」です。祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日です。
この日にも、私は同じような思いを抱いています。特に祖先の偉業に感謝したり 
それを称えたりするのは、抽象的・形式的になり勝ちです。
子どもたちの心に訴えるには、課題があります。

せっかくのシルバーウイークなのに、少し理屈っぽいひねくれた意見になりました。
要は子どもたちへ「敬老の日」の趣旨を押し付けるだけでなく、「老人として豊かな
人間性が、敬われるような存在であって欲しい・そうありたい。」と言うことなのです。


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