幼児教育を語るひろば

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虐待する親

9日 虐待の背後にある親の問題について、全国児童相談所長会の調査結果が
公表されました。
それによると 命に関わる怪我を子どもに負わせたり 育児放棄で子どもを極度に
衰弱させたりした親の3割が、虐待を認めながらも助けを求めていると言うのです。

主たる虐待者は、実母が59%・実父が24%です。被害を受けた子どもは、1歳
未満が40%を占めています。

一般的に乳幼児期の子どもは、母親との接触が多いのでその影響を強く受けま
す。思春期以降は、父親の影響を受けると言われます。
乳幼児期に実母の虐待が多いのも、このことと関係があるようです。

全国の児童相談所195ヶ所の統計によると 08年4~6月の3ヶ月間で、虐待と
確認された子どもは8108人もいます。
このうち命に関わる怪我や栄養不良による衰弱は129人、継続して治療が必要
な怪我や性的虐待など「重度虐待」は468人です。

僅か3ヶ月でこれだけの虐待があるのに、ビックリします。でも実数は、もっともっと
多いのではないでしょうか?

助けを求めながら虐待する母親は、過保護型の親か完全欲の強い親だと思います。
このタイプの母親は、子どもを完全に育てなければという思いが強いのです。
だから子育てで、失敗は許されません。子どもへの期待も要求も、益々厳しくエスカ
レートして行きます。

一方こんな母親に育てられた子どもは、何でも母親が先回りしてしまうので 依頼心
だけが強くなります。だから子どもは、不安や不満があれば 駄々をこねたり泣きじゃ
くったりするのです。
そうなると母親のイライラはどんどん募って、叱ったり拒否したりするようになります。

叱っているだけならまだしも、子どもに敵意さえ抱くようになります。そんな母親の悩み
や苦労に夫(家族)が気づかないと、家庭がだんだん暗く冷たくなって行きます。
すると母子共々、拒否状態に陥ることになってしまうのです。

今回の調査でも 「虐待をした保護者も、助けを求める傾向がある。SOSを見逃さず
に、関わってあげよう。」と、言っています。
虐待しながらも、親は援助を求めています。矛盾しているようですが、私たちもそこを
理解してあげましょう。


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