幼児教育を語るひろば

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学力テスト

全国学力テストの結果が気になる人たちへ

学力テストというのは、習ったことをどのくらい覚えているか? と言うことを調べた
ものです。勿論覚えたことは、これから色々学ぶ上で基になることは否定しません。

でも 学ぶ力が、全部分かったわけでは無いのです。 学ぶ力と言うのは、もっと
広く奥深いものがあります。とてもペーパーテストくらいで、測定できるものでは
ありません。

文科省は、知識を問うものはよかったが、応用力(活用力)は弱いと言っています。
こう言われると応用力が弱ければ、これからの学習に支障があるように感じます。
でも心配は、ありません。応用力はもっと融通が利くものですし、本来誰でも身に
着けているものなのです。

それに応用力は、一方通行的なものではありません。「この方法がだめなら、あの
方法でやろう!」と言うように、あの手この手と考えられるのが優れものです。

人間が一人前になるには、たいへん手間ひまがかかります。 生まれたばかりの
赤ちゃんは、約1年間 自分で一人では何も出来ません。他の動物では、考えら
れないことです。

でも それが、とても大事なことなのです。この間に人間は、ゆっくり・じっくり自ら
学ぶ力を育てているのです。体の仕組みが整って行くのは勿論ですが、学ぶ力
の基になる五感も育っています。これらが、誰でも持っている応用力になります。

キウイフルーツが出回るようになった頃、教材として使ったことがあります。
子どもたち2人に1個ずつキウイを渡して、どんな果実か観察させました。

先ず目で大きさ・形・色・表面の様子などを見ます。次に手にとって匂いを嗅ぐ
・手触りを感じる・重さを予想する・叩いて中の様子を推理する・・・・ など、
五感をふるに働かせて観察します。
最後にナイフで輪切り あるいは縦切りにして内部の様子を調べたり味見をし
たりします。学ぶ力というのは、本来こういうものなのです。

こうやって探求しているうちに第六感のようなものが働いて、「マタタビに似て
いる」とか「原産地は中国かも知れない」 などと、推理するようにもなります。
第六感は 成長し経験を積み重ねることによって、益々豊かになってきます。

学力テストは習ったことをどのくらい覚えているかを知るためのものですから、
忘れることも有りますし 不注意のミスもあるのです。次回に気をつければ、
済むことです。
学校もテストの結果にこだわり過ぎて、知識の詰め込み教育に走らないよう
注意して欲しいと思います。

今回の全国学力テストは、秋田県の学校の成績が良かったと聞きます。
前回も秋田県の成績は、良かったそうです。秋田県の先生方は、「自分で
考えて学ぶ!」 ように指導していると言います。また 規則正しい生活が、
成績を良くすることにつながるとも言われます。
これは、参考になる言葉だと思います。


 

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