幼児教育を語るひろば

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拾い猫物語 (2)

「仔猫が飼えないなら保健所で処分してもらえと言うわけではないが、雨の降る中 
段ボール箱に入れてゴミ集積場に捨てるのは どんな神経なのだろうか? それが
小学校の先生となると、とても許す気持ちになれない! お父さんは、どう思う?」 
と、娘から詰問されました。元小学校教師である私は、返す言葉がありません。

ずいぶん昔になりますが、シベリアンハスキーという犬の人気が高まり、多くの家で
飼われたことがあります。ところがブームが去ると、その犬を車に乗せて遠くの山の
中へ捨てる人が続出して 社会問題になりました。

その時も 「生命を軽視する」・「動物を物扱いする」・「愛情で飼うのではなく見栄で
飼う」などと、批判がありました。でもその批判は、その後も生かされていません。

空前のペットブーム、と言われる時代です。色々な動物が、人間によって飼育され
ています。 動物を飼育する以上 最低なさねばならぬことと言えば、その動物の
命を守ってあげることです。そのためには動物の習性や食べ物・生息環境などを
知らなければなりません。病気になったら獣医さんのところへ連れて行って、診て
もらうことも必要です。

動物を飼うなら その動物が死ぬまで付き合う覚悟が、なければダメです。
「可愛い」 などと言葉で言っても、動物たちは生きていけません。親身になって
動物を慈しみ 育てる行動が伴わなければ、動物を飼う資格は無いのです。

捨て猫を見たら、見て見ぬふりをすることも出来ます。保健所へ持って行って、
処分を頼むことも出来ます。
でも わが娘家族はあえてそれをせずに、捨て猫の世話で大奮闘しています。
私はその様子を見て、内心拍手を贈っています。命を守ろうとする娘の人間性、
弱いものへの思いやりの心を感じます。わが家の教育は間違っていなかったと、
満たされた思いで娘の行動を眺めていました。

然し 捨て猫や捨て犬の問題は、1個人・1家族の力だけで解決するものでは
ありません。
娘もそれには気づいているようで、里親探しで話し合った人たちの
声やインターネットの情報を基に次の行動を模索しています。


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