幼児教育を語るひろば

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益者三友

孔子は、「益者三友損者三友」と言います。 付き合って得する人が3人
(3様)、損する人が3人(3様)いると言うのです。

得する人は、正直な人・誠実な人・博学な人です。損する人は、体裁を
つくろう人・不誠実な人・口先だけの人 だそうです。
思い当たる節はありませんか?


ところで人間関係がその人の人間形成に大きく関わることを、このブログでも
度々述べて参りました。私たちは、2歳くらいまでは家族の影響を受けて育ち
ます。でも3歳を超えると、友だちからの影響を強く受けるようになってきます。

幼稚園や保育園に通うようになると、友だちと遊ぶのが楽しくなってきます。
集団での遊びは、自分勝手な振る舞いが出来ません。譲り合うとか順番を
待つとか、色々な制約やきまりがあります。

集団では遊びのルールを理解しないと、友だちと仲良く遊べません。
「友だちはいいものだ」 と共感する感情は、この頃芽生えるのです。

友だちは、子どもの人間性形成に 大きな役割りを果たしています。
(社会性・人格の形成と言い換えてもよい)
子どもは遊びの中で、友だちの真似をしたり知らないことを教えてまらったり
します。ですから、悪いことも覚えます。

それから 遊びの集団では、必ずリーダーが誕生します。リーダーがワルだと、
色々と問題を起こすことがあります。だからと言って親がすぐ干渉して友だちを
差別したり排除したりするのは、考えものです。

遊び仲間というのは不思議なもので、人間関係のバランスが取れていないと
自然に消滅してしまいます。
あまり等質でも極端に偏っていても、長続きしません。程よい玉石混交型が、
うまく行きます。ですから子どもたちの自浄作用を信じて、静観しているのが
何よりです。

それでも もし子どもから友達関係について相談されたら、先ず 遊びの様子を
よく観察してみましょう。 遊ぶ時間・場所・内容、それに人間関係などです。
そして友だち批判にならないように注意しながら、遊びのヒントを助言する程度
に留めます。友達関係をどうするかは、あくまでも子どもたちの問題です。
 
子ども自身も 多少ワルのいるグループでもまれた方が、善悪の判断力も身に
付くし いじめられても回復力のある子に育つものです。


「友は第二の自己である」、と言う賢人もいます。昔から友は喜びを2倍にし、
悲しみを半分にしてくれると言います。 キケロは 「人生より友情を除かば、
あたかも世界より太陽を除くに等しい。」、とさえ言い切っています。



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