幼児教育を語るひろば

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心が貧しいと

東井義雄著作集から、もう一話紹介します。
氏が昭和43年(1968年)12月23~25日に、NHK ラジオの 「人生読本」で
放送された放送原稿からです。
氏はいつも子どもたちに、こう話していたと言われます。

 人間の目は ふしぎな目
 たったこれだけのしくみで なんでも見える すばらしい目
 しかし この目も
 見ようという心がなかったら 見ていても見えはしない
 
 人間の耳は ふしぎな耳
 たったこれだけのしくみで なんでも聞ける すばらしい耳
 しかし この耳も
 聞こうという心がなかったら 聞いていても聞こえはしない
 
 脳みそも おんなじだ
 心がくさっていると 脳みその働きを しなくなる
 ちょうど 電灯の光を放つしくみが ちゃんとできあがっていても
 しくみだけでは 光がでないと おんなじだ
 
 人間も おなじだ
 心のスイッチがはいらないと
 人間のしくみだけでは
 人間の光を放つことはできないんだぞ!


人間性とは、その人の心を表しているのです。
人間性が、貧しい社会だと言われます。それは、人の心が貧しいからです。
子どもに限らず、私たち大人への忠言でもあるのです。


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