幼児教育を語るひろば

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カエル談義

 二見カエル(三重県)
 二見輿玉神社のお守り

S幼稚園のM先生が見えたので、「広島でカエルの合唱を聞いてきた」 と話しました。すると彼女は、カエルの置物を集めているという話になり、しばしカエル談義に
花が咲きました。

そこで以前旅行のお土産で買い求めたカエルの置物があるのを思い出し、戸棚の
奥からそれを見つけ出して彼女にプレゼントしました。 (どこで買ったのか場所は
忘れましたが・・・)
彼女も喜んでくれたので、忘れられていたカエルの方も幸せでは?

カエルは語呂合わせから、縁起の良い動物と言われています。

*家族が1日の勤めを終えて、無事家にかえる。

*幸せも運も、必ず自分のところへかえる。

*出て行ったお金も、やがて自分のお財布にかえる。
 (小さなカエルの彫刻などを財布に入れて置く)  ・・・・等々。


そんなわけでカエルをモチーフにした郷土玩具は、全国各地にあるようです。
いつか大谷石の採石場(栃木県宇都宮市)へ行った時に、大谷石(凝灰岩の仲間)
で造ったカエルの置物が、土産店に一杯並んでいました。

私は、時々陶芸用の粘土を買いに行きます。

「カエル目粘土」という粘土が、愛知県の瀬戸地方で産出します。 専門家が使う
陶磁器用の粘土ですから、素人の私はめったに求めません。粘土中に残留して
いる石英粒が、カエルの目のように見えるのでこの名があります。

日本の神社仏閣建築には、「カエル股」 と言う装飾的な束(梁と棟の間に立てる
短い柱)があります。カエルが両股を開いて、踏ん張っているように見えます。
カエルが大の字になって、通せんぼうしているようにも見えます。

お天気博士と言われた倉島厚さんの随筆「四季暦」に、「目借り時」 という一文が
あります。目借り時は、若葉が明るく輝きちょっと眠気を誘われる今ごろの季節を
言うようです。

つまり「カエルに目を借りられたから眠くなった」 または「眠らないようにカエルの
目を借りた」 という意味で使われるのです。

別説では、「妻狩り(めかり)」から転じたとも言われます。 カエル(特にヒキガエル)
は、恋の季節になると方々から池に集まって、メスの争奪戦を始めます。オスがメス
より圧倒的に多いためと言われます。

私の現役時代には、小学校でもカエルの解剖がありました。今でもクラス会で、
よく話題になります。それだけ子どもたちに、強烈な印象を与えました。
でも生命について考える、とても大事な教育活動だったことが分かります。
カエルの霊を慰めると共に、あらためて感謝の念で一杯です。

カエルは両棲類無尾目に属しますが、水中生活から陸上生活に移る途中の動物とも
言えます。オタマジャクシ時代に尾はありますが、成体になると尾は無くなります。
頭からすぐ胴になり、首はありません。胴には、前肢と後肢があります。後肢が発達し
ていて、飛び跳ねるのに都合よくなっています。

カエルの種類は大変多いのですが、中でもアマガエル科は世界中に450種以上もい
ます。カエルの多くは、水の中で生活しています。オタマジャクシ時代は水中、成体に
なると陸上で生活するものもいます。また、地中や樹上で生活するものもいます。

戦時中ウシガエル(食用ガエルと言われた)などは、養殖されて食用にされました。
意外とカエルは、人間の身近に存在する生物です。

やせがえる 負けるな一茶 ここにあり


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