幼児教育を語るひろば

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発達障害

従来の 「特殊教育」は、07年4月から「特別支援教育」と呼ばれるようになりま
した。それと共に 「発達障害」という言葉が、クローズアップされてきました。
学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などがそうです。

十数年前 私が現役の頃に、LD児が話題になり始めていました。脳科学が発達
したお陰で、LDも脳の病気であることが分かってきたのです。

ただ 症状によって原因がはっきりしている場合と、脳のメカニズムが複雑で原因
が分からない場合とがあります。
いずれにしてもLDやADHDが脳の病気であることが分かって、特殊教育は大きく
転換することになりました。

それにしても 私自身は、この病気について無知でした。LD児の指導も指導法を
工夫して情熱を持って当たれば、効果が出ると信じていました。
多分現在の教師たちも、発達障害に対する専門的知識は、あまり持っていないの
ではないでしょうか?

ダウン症候群の子どもたちについては、当時も適切な指導事例が数多く報告され
ていました。だから通常学級での指導も、そんなに負担に感じたことはありません。
然し LD児やADHD児については、指導事例の報告も少なかったので、単なる
神経症あるいは精神発達の遅れぐらいに捉えていました。

それでも発達障害の全貌はまだ明らかになっていませんが、脳の病気であること
が理解できれば、指導の手立ては考えられます。
ただ 1教師の指導力や情熱で、解決できる問題ではありません。医師・専門の
カウンセラーなどの助言や協力が、不可欠です。
また発達障害の子どもたちが犯罪に絡む問題を起こした時は、警察官や裁判官
等も発達障害という病気への理解が必要です。

特別支援教育の目標には、「子どもたち一人一人が必要とするニーズを把握し、
適切な指導をする。」
とあります。これは何も、特別支援教育の目標だけに留ま
りません。教育全体の、目標でもあります。

LD児やADHD児を病気と知らないで指導するのは、大変危険です。できれば
通常学級の教師たちも、通級学級などで特別支援のノウハウを身につけて欲し
いと思います。いまや通常学級の指導でも、必要なことなのです。

各都道府県や政令指定都市には、特別教育の支援センターが設置されていま
す。 これらの機関を大いに利用して、関係者は情報を集めたり相談したりして
欲しいと思います。


 

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