幼児教育を語るひろば

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ひな祭


 島津家のひな人形(尚古集成館)  篤姫も手にしたものでしょうか?


S幼稚園M先生のお姉さんが 「ひな祭のちらし寿司を作ったから」と、雨の中を届けて下さいました。ハマグリのお吸い物も、添えられていました。  感謝!

ひな人形を飾るひな段には、道具類も置かれています。鏡台・箪笥・針箱・長持ちなどの他、貝桶(かいおけ)があります。

貝桶は絵合わせに使う、ハマグリを入れるためのものです。ハマグリには、貞節という意味があります。またハマグリは2枚の貝殻がピッタリ合うので、良い縁談に恵まれるとも言われます。そんなわけでひな祭には、なくてはならない行事料理です。

先日デパートでひな人形を見ていたところ、店員が色々と説明してくれました。孫のために品定めに訪れたおじいさん、と思われたようです。

15人揃いのひな段で、2段目は三人官女です。店員の説明によると、中央の女官には眉毛が無いと言います。なるほど、ありません。

つまりこの女官は、既婚者なのです。だからひな祭は、女児だけのものではありません。全ての女性をお祝いする行事、というわけです。しかし 「最近の三人官女はみな眉があって、そんな気遣いもなくなってしまった。」と、店員はこぼしていました。

ひな段に人形を並べて楽しむようになったのは、江戸時代も後期になってからです。はじめは3月3日(上巳または重三の節句とも言う)に、水辺で禊(みそぎ)をしたり酒を飲んだりして邪気や不浄を払いました。それが流し雛と言って、邪気や不浄を人形に託して川に流すようになりました。ひな祭の、起源です。

ひな祭が来ると私の母は、必ず「草もち」を作っていました。材料のよもぎには独特の香りがあって、悪を追い払うと信じていました。私も 草もちを食べると、春が来たように感じました。

ひな祭に欠かせないものが、桃の花です。桃は中国で昔から邪気を払い、長寿をもたらすと信じられていました。酒盃に桃の花びらを浮かべて飲む風習が、今でも残っている地域があります。桃を、「百」と書く人もいます。沢山の幸せが訪れるように、という願いを込めているようです。

東京辺りでは、まだ桃の花は咲いていません。月末の29日が、「旧ひな祭」だそうです。その頃には開花するでしょうから、元々は旧暦で祝っていたのだと思います。

桃も 梅も 桜も、みんなバラ科です。バラと親戚関係だったとは、意外です。

ひな祭は、女の子のお祭として定着しています。ただ3月3日以降もおひな様を飾っておくと、婚期が遅れると言われますから、明日になったら片づけるようにしましょう。


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