幼児教育を語るひろば

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フィンランドの教育

フィンランドの教育が、よく話題になります。それは経済協力開発機構(OECD)が
実施する学習到達度調査(PISA)で、ずうっと世界1位を続けているからです。

PISAの学力調査については、客観性を疑問視する声もあります。それはさておい
て、フィンランドの教育とはどんなものなのでしょうか?

昨日の朝日新聞に、「教育朝日2009」という見開きの全面広告ページがありまし
た。そこに「家庭でもできるフィンランド式教育」、という見出しの記事があります。

それによると、「フィンランドは国土の7割が森林なので、自然に恵まれている。
子どもたちは豊かな自然の中でよく遊ぶから、想像力が素晴らしい。」 と。
また勉強方法も、「一つの事象について学ぶ時は、そのことに関連した全ての
問題を、幅広く理解しようとするので実力がつく。」 と言っていま寸。

でも 日本だって自然が豊かですし、総合的な学習を重視しています。フインランドと
どこが、違うのでしょうか? 

広告の記事から推測しますと、フィンランドの親は、子どもを見守る姿勢に徹している
ようです。子どもを信じて、自分のことは自分でやるように躾けているとのことです。

一方で 日本の親は愛情のかけ過ぎで 「何でもやってあげる」・「欲しい物は買って
与える」と、批判しています。

確かに、そんなところがありますね。豊かさのため、教育までもお金で考えるような
風潮が生まれました。TBSテレビのニュースキャスターという番組でも、東大生を
抱える家庭は年収1000万円以上で、小学生の頃から受験勉強のために塾通い
させていると報じていました。

小学6年生が塾に払う経費が、年間100万円以上のところもあるそうです。それに
子どもたちは、学校は仲間づくりのため、塾は自主的に勉強するためと割り切って
いました。

フィンランドと日本の教育のスタートは同じでも、この辺りから格差が広がってしきた
ように感じます。

考えてみれば私の小中学校時代は、どこの家にも冷暖房設備はありませんでした。
電話がある家も、珍しい時代でした。 勉強机は、ちゃぶ台(折りたたみ式の食卓)
でした。塾も特殊な塾ばかりで、通う子も僅かでした。
それが、当たり前の時代でした。

それでも私たちは、高校・大学・就職と無理ないペースで歩んできました。 昔が全て
良いわけではありませんが、お金で教育が左右されないように、少しブレーキをかけ
る必要があると思うのです。
そうでないと、フィンランドの教育を、ただ指をくわえて眺めているだけになってしまう
のが心配なのです。


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