幼児教育を語るひろば

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負うた子に浅瀬

昨日教え子のTに誘われて、上方落語を聞きに出かけました。彼女がボランティア
活動で所属する「NPO埼玉チャイルドライン」の主催によるチャリティー公演です。
出演者は桂都丸で(桂米朝一門・桂ざこばの一番弟子)、 彼は京都のチャイルド
ラインにも係わりがあるとのことです。

上方落語に触れるのは私も初めてなので、とても楽しみにしていました。会場は
朝霞市産業文化センターで、東上線朝霞台駅の近くでした。

約1時間ほどパワフルな語り口ながら、暖かみのある内容の落語でした。お陰で
久しぶりに、思いっきり笑うことができました。

誘ってくれたTに、感謝! です。多分Tも 私の老化防止には、笑いが有効という
考えがあったからだと思います。


公演終了後 会場内の喫茶室でコーヒーを飲みながら、近況など話し合いました。
その中で 「最近悩んでいることはありますか? それは、どんなことですか?」と、
Tから尋ねられました。

私はちょっと考えて 「最近は本を読むのが、苦痛になってきた。特に夜は、目が
すぐ疲れるので読む気がしない。」と、訴えました。

するとTは 「昼間だったらどうですか? それに、どのくらいの時間なら続けられ
ますか?」と、重ねて尋ねてきました。

私は 「昼間なら1時間ぐらい、それも明るいところで、そうでないと 目も疲れるし
集中も出来ない。」と答えました。 また 夜間にどうしても読みたい時のために、
照明用の特別明るい蛍光灯スタンドを買い求めたことも話しました。

でも 「読者が出来なくなったのは、やはり老化のためだろう。」と、言い訳も付け
加えました。

Tは 私の気持ちを受け止めるように、肯きながらじっと聞いていました。 そして
彼女は 「1日1時間読書出来れば、十分ですよ。1ヶ月では、30時間になりま
す。それだけ時間があれば、相当の本が読めます。読み終わったなら、感想を
ブログに書いて下さい。私が読みますから・・・・」と、言いました。

Tと会うと つい小学校で教えていた頃に戻って、私が先生彼女が生徒と思い込む
癖が、なかなか抜けません。考えてみれば 彼女も30年以上高校で教えていたの
ですから、とうに私を追い抜いているはずです。

年老いた恩師? のために、聞き役になってくれているのです。そして適切な助言
で、私を励ましてくれているのです。師弟逆転を いまさらながら思い知ると共に、
とても嬉しい気持ちになりました。

上方落語で大いに笑い、残された人生のあり方を教え子から学び、有意義な1日
を過ごすことが出来ました。

    負うた子に教えられて 浅瀬を渡る

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