幼児教育を語るひろば

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常用漢字の話

 節分 (豆まき・一粒万倍日)。  明日は立春。 
     待たぬ月日は経ち易い!

文化審議会が、常用漢字の見直しを進めています。四半世紀ぶりの、改正となり
ます。現行の常用漢字は1981年に定められ、日常生活で使用する漢字の目安
でした。

インターネットで調べてみると、常用漢字に対する関心の高いことが分かります。
今回の改正案に対しても、賛否両論がありました。

私は常用漢字をあくまでも目安と考えていましたから、あまり気にしていませんで
した。でもこだわる人や直接影響を受ける人たちには、そんなのんびりしたことは
言っておられないようです。特に地名や氏名を表す漢字が、話題になっています。

今回の改正案では、大阪・岡山・奈良・岐阜・埼玉等の府県名に使う11文字が認
められました。然し全国の地名を見ると、常用漢字以外を使用している例が非常に
沢山あります。(読み方も含めて)
まだまだ不満な人が、一杯いると推察できます。

氏名が(特に苗字が)常用漢字に無い人も、沢山いるようです。ただ苗字の90%は
約300字の漢字で書けるそうなので、地名よりは被害が少ないようです。


「春の七草」が、新聞に紹介されていました。全部ひらがなで、書かれています。
漢字で書いてみると、常用漢字では書けません。

 芹(せり) 薺(なずな) 御形(ごぎょう) 繁縷(はこべ) 仏座(ほとけのざ) 
 菘(すずな) 蘿蔔(すずしろ)


薺は、関東ではペンペン草と言います。御形はハハコグサで、繁縷はアサシラゲとも
言います。仏座はタビラコ、菘は青菜又はカブ、蘿蔔は大根のことです。春の七草は
どれも食べられるのが、秋の七草と違います

今年は丑年ですが、牛に関係のある熟語を紹介しましょう。もちろん、常用漢字外?
です。
「犠牲」・・・私たちは牛を労働力として利用し、食材としても好んで食べています。
人間社会に、一番貢献している動物です。だからこんな熟語が、作られたのでは
ないでしょうか?


遡・謎・遜などは、2点しんにゅう(しんにょう)「辶」が認められました。元々は「辶」が
正しく、「辶」は「彳」と「止」の合字です。進みながら止まるというような意味で、進む
ことを表す漢字にはみな「辶」がついています。


漢字の数は、3万以上あると言われます。(諸説あり) 一朝一夕にして出来たわけ
でなく、象形文字でもありますから、その由来を調べるのは大変です。

例えば「父」という文字は、本来「斧」という意味です。父親を呼ぶ時の発音と似てい
たので、当て字として使われたようです。成人の男子のことは、すべて「夫」と書いて
いました。「夫」は男が大の字に立って、頭に髪の毛がある様子を表しています。


ついでに日本製の漢字(国字)について、触れてみます。

「魚」のつく漢字は、680字もあります。そのうち34字が国字です。

 鰯(いわし) 鯰(なまず) 鱈(たら) 鰤(ぶり) 鰌(どじょう) ・・・・

「木」のつく国字も、沢山あります。

 榊(さかき) 椚(くぬぎ) 枠(わく) 椛(もみじ) 椙(すぎ) ・・・・

その他、凪(なぎ)・畑(はたけ)・峠(とうげ)・笹(ささ)・鋲(びょう)・萩(はぎ)・躾(しつけ)・辻(つじ)・体(からだ)・働く(はたらく)・沖(おき)・・・・ 等々も国字です。

常用漢字から、逸れてしまいました。在職中 子どもたちに話したことを思い出しながら、書きました。つい、長くなりました。


 また用事が出来て、広島まで参ります。ブログは、しばらくお休みします。
 
  再び No news is good news. 


コメント

はじめまして
下記のブログで漢字を独自に解読しています。
ご意見ご感想をいただければ幸せです。

http://shoukei.blog65.fc2.com/

sachio43 より

  • 2009/02/15(日) 09:53:11 |
  • URL |
  • sachio43 #-
  • [ 編集 ]

sachio43 様

研究の深さに敬意を表します

  • 2009/02/16(月) 13:12:30 |
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  • #-
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