幼児教育を語るひろば

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違い あれこれ

  私と小鳥と鈴と   
          金子みすず
 
 私が両手をひろげても
 お空はちっとも飛べないが
 跳べる小鳥は私のように
 じべたを速くは走れない

 私のからだをゆすっても
 きれいな音は出ないけど
 あの鳴る鈴は私のやうに
 たくさん唄は知らないよ

 鈴と小鳥とそれから私
 みんなちがってみんないい



アメリカの大統領選挙が、ようやく決着しました。これからはオバマ新大統領がアメ
リカをどう変え、世界にどんな影響を及ぼすかを注目することになります。

1億3千万のアメリカ人が投票したと言われますが、勝敗を決するのは州単位に割り
振られている選挙人の獲得数によるそうです。 それにしてもアメリカの大統領は、
長い激しい選挙運動期間を戦い抜いて決まります。

ただ長い選挙運動期間を通して、候補者の考えをくり返し聞くことが出来るのはよい
ことです。日本の総理大臣を決める場合にも、活かせるものがあるのではないでしょ
うか?

いずれにしても日本の選挙とはずいぶん違いますが、その国の風土・国民性・歴史観
などによって築かれたものだと思います。 黒人初のオバマ・アメリカ大統領に、世界
平和のために尽力して欲しいと強く願っています。


「所変われば品変わる」と言いますが、関東と関西では生活の仕方がずいぶん違い
ます。京都に妹が嫁いで、40年になります。もう昨年春のことですが、初孫の誕生
祝をやるというので出かけてきました。その折の体験談です。

祝いの食卓に、「ちらし寿司」と「桜鯛」が出されました。京都では「ちらし寿司」を「ばら
寿司」と言うそうですが、具沢山で東京のものとは違いました。

人参・牛蒡・椎茸・蓮根・さやインゲンは東京のちらし寿司にも入っていますが、高野
豆腐・縮緬雑魚・湯葉なども入っていました。更にその上に錦糸卵・紅しょうが・刻み
海苔がたっぷり載って、ご飯の姿は見えません。妹の話によると東京のちらし寿司
も、最近は関西風になっているとのことでしたが・・・

東京は江戸幕府後に栄えたのですから、何事も関西文化が先輩なのは分かります。
でも東京人は、もっとさっぱりした「ちらし寿司」を生み出したのでは? と、妙に反発
心を抱いたのを覚えています。

京都・大阪の人は、今でも「上方」と言います。妹の家族も、京都に来ることを「上洛」
・「上る」と言います。東京から下りの新幹線で来たなど、もっての外のようです。

そう言えば昔は何でも関西中心でしたから、関西から出るものは「下りもの」と呼ばれ
ました。関東から出るものは下りものではないので、下らないものと言われ 「くだら
ない」の語源になったそうです。

さて「桜鯛」ですが、有名な明石鯛です。産卵期に体が美しい桜色になるので、この
名がついています。「津の国のなに五両せん桜鯛」というほどですから、一両で買え
る江戸の初ガツオとは格段の違いです。鯛のお刺身も出ましたが、京都では 「おつ
くり」と言うと教えられました。

後で「おしるこ」が出ましたが、40年も京都に住む妹は「ぜんざい」と呼んでいました。
東京で「ぜんざい」と言えば、汁の無いドロドロのあんこのことです。

関西の生活の基本は、ひと言で表すと 「はんなり」だと言う人がいます。一見ぼんや
りと霞んだように見えるが、シックで華やかさが潜んでいるというのです。関東の人間
には、なかなか理解できません。 親戚の家に滞在しても、京都の生活にはなかなか
馴染めません。


人間はこの地球上に、60億人以上いると言われます。 でも一人一人は顔も背丈も
体重も、みんな違います。指紋が同じ人は、一人もいないと言われます。 個人差が
あるということですし、個性と言い換えてもよいでしょう。

学校でも、理解の早い子・遅い子、かけっこの速い子・遅い子、絵の上手な子・下手な
子、早口でしゃべる子・ゆっくりしゃべる子、積極的な子・消極的な子・・・・  まだまだ
色々違いがあります。

でもどんな子どもも、確実に成長し続けます。 成人に達した頃に、個人差が邪魔に
なって困るという子はありません。 その個性が特性となって、活かされるようになり
ます。個人差があって、良いのです。


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