幼児教育を語るひろば

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競技スポーツと挨拶

広島滞在中に孫(中2女)のバスケットボールの試合を、応援がてら観戦しました。
たかが中学生の試合とたかをくくって出かけたのですが、ひたむきにボールを追う
子どもたちの姿を見て感動しました。

それにスポーツは礼に始まって礼に終わると言いますが、試合の始めと終わりに
子どもたちはきちんと挨拶を交わしていました。 互いにエールも交換し合ってい
ました。挨拶は競技スポーツの、大事なルールでもあると思います。

この頃は礼のスポーツと言われる柔道や相撲でも、きちんと挨拶の出来ないアス
リートが多くなりました。それに比べて素直に挨拶をする子どもたちは、見ていて
とても気持ちのよいものでした。 試合の時だけでは、ありません。子どもたちは
応援している私たちにも 「今日は!」 「ありがとうございます!」 と、笑顔で
挨拶をしてくれました。

スポーツは人類が生み出した、最高の文化財です。それは本能的な闘争心が、
進化そして昇華したものと言っても過言ではありません。

原始時代私たちの祖先は、狩猟によって生命をつないできました。 そのために
獲物を求めて、山野を駆け巡りました。漁のために、荒波と戦いました。見つけた
獲物と格闘し、時には仲間同士で奪い合いもしました。縄張りを守るために、争う
こともあったはずです。

要するにこの時代は、強く激しい闘争心がなければ生きてはいけなかったのです。
然しやがて文明が開けて、物質的にも精神的にも生活が豊かになってきました。
そうなるとむやみに闘争心を発揮する必要は、なくなりました。

闘争心を上手に生まれ変わらせたのが、競技スポーツです。でも競技には勝ち負け
が伴いますから、始めと終わりに挨拶を組み込んだのは、素晴らしい人間の智恵だ
と思います。


話は変わりますが、「体育会系」というと 昔は健康・明朗・勇気・団結・精進・鍛錬・
努力・・・・ という言葉がすぐに頭に浮かびました。 ところが最近この言葉を聞くと、
暴力・いじめ・乱暴・不良・非行・・・ そんな言葉が浮かんできます。何故でしょう?

少子化や受験競争で、運動クラブを希望する子が減少していると聞きます。加えて
「体育会系」という言葉の、マイナスイメージによるとなると由々しい問題です。

せっかく作り上げたスポーツ文化が、狩猟時代に逆戻りしては困ります。 愚かな
闘争心の延長上には、殺りくや戦争もあるのですから・・・・


バスケットボールの試合から、話が脱線してしまいました。孫の学校は、2校目の
対戦で敗れました。 私は勝者にも敗者にも大きな拍手を贈って、すがすがしい
気持ちで帰路に着きました。


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