幼児教育を語るひろば

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実りの秋

9月に入ったら我が家もご近所も、急に花の数が少なくなりました。実りの秋なので
しょうか、植物たちは種を育てて来年の準備をしているのだと思います。

わが家ではフヨウが、毎日賑やかに咲いています。数年前から実生で育ったものが、いまや我が物顔に狭い庭を占拠しています。




ところで実りの秋を人間の発達段階で捉えたら、何歳ごろに相当するのでしょうか?

子どもを生んで育てバリバリ働く、30~40代でしょうか?

功なり名を遂げ そろそろ孫も誕生する、50~60代でしょうか?

あるいは悠々自適で自分の思うままに生きる、70~80代でしょうか?



記憶をたどって昔読んだ 「人間はどこまで動物か -新しい人間像のためにー 」 (岩波新書 アドルフ・ポルトマン著 高木正孝訳) を、引っ張り出してみました。

ポルトマンは著書の中で、次のように言っています。

われわれが年をとると、人間の特殊性の一般的な特徴がたいへんきわだってあらわれてくる。つまり個性が高められ、個々人の特殊性がきわだってくる。この現象に対しては、生物学的なものの見かたがまったく役立たなくなってしまう。というのは、生物学的な見かたは植物や動物の研究で訓練されているので、典型的なもの、一般的なものにとくに重点をおいてみるからである。

ポルトマンは、「人間は動物であって、動物でない質的に違ったものだ。」と言います。彼は人間の精神的な存在を強調し、そして個性をもった個人こそ人間の本質だと説いています。

そこで私は勝手に人間の「実りの秋」は、老人期(老衰期でもよい) だと決め込んでいます。



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