幼児教育を語るひろば

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「夜スペ」 雑感

伊藤和也さんを悼む
アフガニスタンで農業支援や農業施設造りに尽くしてきたNGOの伊藤和也さんが、
現地で武装勢力に拉致されました。 伊藤さんの無事を祈る多くの人々の願いも
虚しく、昨日遺体で発見されました。

最近アフガニスタンの治安は急速に悪化していたそうですが、それでも伊藤さんは
現地の人たちのために頑張っていたのだと思います。本当に、残念な結果になって
しまいました。

戦争に頼らないで平和を求める伊藤さんたちの活動は、尊く貴重なものです。伊藤
さんの志を無にしないためにも日本政府をはじめ国際社会が、積極的にアフガニス
タンのような紛争地の人道支援に取り組んで欲しいと心から願っています。


「夜スペ」 雑感
「夜スペ」なる補習塾が、東京を中心に全国の中学校へ波紋を広げています。「夜の
スペシャル授業」という意味で、「夜スペ」が正式名称だそうです。

杉並区立和田中学校で民間出身の前校長が、「出来る生徒をもっと伸ばしたい」と
発案して始まったものです。補修は学校の教室を利用して行われ、指導には進学
塾の講師が当たります。月謝は2万4千円で、進学塾よりは幾分安いようです。

「夜スペ」式の補習塾は私立中学校も巻き込んで、増加の傾向にあると言われます。
月謝も和田中学校の2倍と、跳ね上がっていると言います。

「夜スペ」については、もちろん賛否両論があるようです。 学校関係者・保護者・
塾経営者、それぞれ両論が出ています。勿論「夜スペ」など考えないで、学校の
勉強だけで十分となれば文句は無いのでしょうが・・・・

ところで少子化に反比例して、塾通いする子はどんどん増えています。中には友だ
ちが行っているからと、子ども自身が希望して通う場合もあります。しかし殆どは、
親の希望によって通わせているのが実態のようです。


通塾の理由は、「勉強の習慣を身につけるため」 「学校の勉強に遅れないため」 
「学力向上のため」 「受験のため」 等々です。欧米では、塾通いの風景は見ら
れないようです。日本と欧米では、勉強観の違いが大きいとよく言われます。

日本の教育では知識量・テスト結果が重視され、欧米の教育では学び方を身につ
けることに力を入れると言われます。一概にそうとは決め付けられませんが、当た
らずとも遠からずとは言えそうです。

特定の学校への進学熱が高い日本では、テストの点を上げるための勉強がどうし
ても盛んになります。「勉強イコール受験」という勉強観は、かなり早い時期から
子どもたちに植え付けられています。「夜スペ」が繁盛するのも、肯けます。

気になるのは、子どもたちの生活リズムが歪んでしまわないか? 塾での勉強が
子どもの負担になっていないか? 疲れやストレスが溜まっていないか? という
心配です。

「夜スペ」をはじめ、塾には色々なタイプがあります。塾の勉強が、合う子もいます。
塾で、仲良しの友だちが出来る子もいます。学校の先生より、教え方が上手な塾の
先生もいます。ですから、塾を否定する気持ちはありません。

ただ塾通いをしている子が、必ずしも受験に成功するとは限りません。成績が上が
ることも、補償されてはいません。親がこの辺を理解しているかどうかは、塾通いを
する子どもたちにも大きく影響します。

親は子どもを塾に預ける前に、塾jがわが子に合うかどうかを調べる必要があります。
塾の指導方針や指導法だけでなく、通塾時間や塾の雰囲気なども必ず調べてみて
下さい。

「塾に預けたからもう安心」 という考え方が、一番危険で子どもをダメにします。


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