幼児教育を語るひろば

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夏休みあれこれ

きょうから多くの幼稚園・小学校が、夏休みに入りました。にぎやかな声が家中に
響いて、しばらくは暑さを忘れさせてくれる? ことでしょう。

夏休みというと、宿題を思い出します。私も夏休み中は遊びまわっていて、残りが
数日となったら宿題に追われて四苦八苦したのを思い出します。

そういえば教員時代、私もけっこう宿題を出していました。ユニークな宿題を出そうと、
同僚と競い合ったこともあります。今にして思えば、教え子たちに申しわけないことを
したと反省しています。

手元の辞典を開くと、「休み」「仕事や勉強を休むように定めた時間・日・期間」
ありました。そうだとすると日本の学校は、宿題を出し過ぎるようです。ヨーロッパ
の学校では、宿題を出す方が珍しいと言われます。

夏休み せめて子どもたちには、宿題に追われることもなくゆったりとした気分で、
楽しく過ごさせたいと思います。

夏休みの一番の心配ごとは、事故です。水の事故と交通事故が、夏休み事故の
ベスト2です。
幼児期は、危険を認識する力・避ける力が、まだまだ不十分です。

特に3歳くらいになると、子どもは急に活発になってきます。じっとしていません。
好奇心も強くなりますから、「不思議だ!」 「何だろう?」 「珍しい!」と思った
ら、どこへでも飛んで行ってしまいます。

危険を予測する力はありませんから、思わぬ事故に遭遇する機会や場も一杯で
す。飛び出し事故や遊具での事故が、この年齢の子には目立ちます。


遊びに夢中になる反面、すぐに飽きて放り出すのも3歳児の特徴です。夏休みを
利用して、何事も遣り通す力や整理整頓の習慣を、しっかり身に付けさせるよう
にしましょう!

この時期はは、いわゆる第一反抗期に入ります。わがままも強くなって、色々と
親を困らせます。 家にいると、それが目につくので気になります。でもこれは、
成長のバロメーターです。暖かく見守ってあげましょう!

4~5歳児になると、ずいぶんしっかりしてきます。運動神経は勿論、知的能力も
発達します。走る・跳ぶ・リズムに合わせて体を動かす・道具を使って運動する・・・
等々、びっくりするくらい成長しています。

ひとり人遊びも卒業して、友だちとも仲良く遊ぶようになります。そして、喧嘩もする
ようになります。 でも、心配はありません。大人が口を出すことなど、無用です。
子どもの遊びには自ずとルールが生まれて、それを守るようになります。人縁関係
も広まって、遊びの中での役割分担も自覚します。

きっと親は夏休みを迎えて、4~5歳児の成長振りに驚くと思います。ですから上手
に、反抗期を卒業させるチャンスでもあります。

ところで夏休みを迎えるに当たり、先生から あるいは通知表から、1学期の子ども
の様子を知ったと思います。現在の評価法は相対的に捉えるものでは無く、個人が
どう変わったかを見るものです。ですから、他人と比べるものではありません。

でもテストでは偏差値が計算され、偏差値が高くなければいけない、という話になり
ます。偏差値を高めるには、型にはめた教育が必要です。

偏差値の違いを、人格の違いと考えるのは危険です。偏差値は、違っていてもいい
のです。あくまでも個人の長所や短所を知る手がかりで、改善のための参考資料に
過ぎません。

金子みすずは、「わたしと ことりと すずと」という詩で、次のように詩っています。

  すずと ことりと それからわたし
  みんな ちがって みんないい


人は、背の高さも 体重も 顔の造形も 智恵のつき方も ・・・ みんな違います。
それが、個性です。個性を大事にして、それを伸ばすように努力しましょう!


それにしても夏休みは、家族全員の生活リズムが乱れ勝ちです。特に生活習慣の
乱れは、子どもまでも生活習慣病に感染させる危険があります。
生活の乱れに子どもを巻き込まないように、先ず大人が注意しましょう!

きょう気象庁は、関東地方の「梅雨明け」を発表しました。いよいよ本格的な、暑さの
夏の到来です。

子どもたちが、健康で楽しい夏休みを過ごすことが出来るように祈りながら・・・・

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