幼児教育を語るひろば

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学校事故・児童虐待

学校事故
学校事故のニュースを聞くと かって学校に勤めていた私は、教育に関わる者の責任の重さを痛感します。

事故の直接の原因には、「子どもがルールを守らない」・「教師の不注意」・「施設設備の欠陥」などがあると思います。いずれにしても子どもの尊い人生を、奪ってしまったり傷つけてしまったりします。

「学校事故は必ず起きるもの」、と言う識者もいます。でも 「学校事故は必ず防げるもの」と、私は考えています。矛盾しているようですが、どちらも正しいと思うのです。

私たちの生活環境は、知らぬ間にどんどん変化しています。私たちがどんなに注意していても、危険に晒される機会は増えてきました。学校生活でも、同じです。そういう意味では、事故は必ず起きてしまいます。

ではどうしたら学校事故を、必ず防ぐことが出来るようになるのでしょうか? 私は 「事例研究」を徹底して、事故の先回りをする以外に方法はないと思っています。

例えば 「学校事故はどんな場合に多いか?」を、調べます。通学中・授業中・休憩
時間中・特別活動中・校外学習中・・・・・ 等々で、事故の様子や程度を知ります。
また発生場所も、詳しく調べます。

同じ授業中でも、 教室・体育館・運動場・プール・屋上・廊下・会談・玄関・ベランダ
・花壇・・・・ 等々で事故の違いに気づかされます。

事故が多発する季節・天候・発生時間等も、傾向がつかめます。 さらに学年・男女
・個々の健康状態でも、事故の状況は変わってきます。

そこで普段から学校日誌・学年(学級)日誌(記録)・保健日誌等に、 事故の詳細を
記録しておきます。それが事例研究に役立つし、事故防止の手がかりにもなります。

このようにして全教職員が学校事故に対して関心・注意を払うようになることが、学校
の安全管理に一番必要なことなのです。つまり学校の教育のあり方(教育方針)に、
関わってくるのです。事故の先回りというのは、こういうことです。


事故は一人一人の子どもたちを守るために、学校教育のあり方を問うているのです。


児童虐待
全国の児童相談所が対応した昨年度の「児童虐待」は、過去最多の40618件でし
た。虐待を受けて死亡した児童は、03~06年に295人もいました。

児童虐待とは18歳未満の子どもを虐待するもので、「身体的虐待」・「育児放棄(ネグ
レクト)」・「心理的虐待」・「性的虐待」の4つに分けられます。

児童虐待の温床になっている場所が、家庭です。原因を探ると「家族関係のゆがみ」
・「家庭崩壊」が大きく関わっています。

子どもの人格の基礎は、家庭で作られます。この時決定的な条件となるのが、両親
の生き方です。両親の生き方が、その家庭の雰囲気を作ります。子どもはその雰囲
気を養分にして、社会性や人格を育んでいるのです。


もちろん人格形成は、家庭だけの問題ではありません。その後の学校や社会の人々
の、影響も受けます。ただ家庭における幼少時期の体験が、生涯尾を引くことは間違
いありません。

おととい 88~89年に女児4人を殺害した宮崎勤死刑囚が、刑を執行されました。
彼が事件を起こしてから、20年が経ちます。 然し今回の秋葉原殺傷事件まで、
無差別な殺人事件は繰り返されています。

事件が起きる度に様々な防犯対策が採られ、規制も強化されています。それなのに
何故事件は、減らないのでしょうか?

無差別殺傷事件の犯人たちは、その動機を「社会への不満」と訴えているようです。
社会への不満は、社会の人間関係への不満だと思います。

そう考えると幼少時期の家庭における人間関係と、無縁ではないように思われてき
ます。人は人間関係の中で育つことを、あらためてかみ締めてみましょう!


コメント

■秋葉原通り魔事件が暴くお役所仕事の実体とは?-やはりNPOに任せるべきか?

こんにちは。秋葉原事件で亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。政府は秋葉原通り魔事件のような事件を防ぐために、サイトなどへの書き込みのうち事件を予告するようなものに関して、通報するシステムを構築するかもしれません。趣旨は結構なことなのですが、これが政府がやるとなると、とてつもないことになるかもしれません。私のブログでは、政府がこのシステムをつくると、とてつもないお金のかかる巨大なものになるばかりか、効果を出せないこと、またこれを防ぐにはどうしたら良いのかを掲載しました。是非ご覧になってください。

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