幼児教育を語るひろば

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屈伸 (くるりんぱ)

幼稚園在任中、こんな文を「園だより」に書いたことがあります。

「(前略) 動物の動きをよく見ると、伸びる動作の前には必ず屈する動作があります。物理的に考えてみても、生物が前進するには屈してからでなくては伸びるものでは
ありません。屈し・伸びるの両動作が、相互に補完し合っているのです。
 (中略) 人はどうも伸びばかりに目が向いて、屈することには無関心というよりあまり考えようとしません。それでは次に、思い切って伸びることが出来ないはずです。
屈伸自在の子どもになって欲しいものです。」

きょうその在任していた幼稚園から、「園だより6月号」が届きました。コラム欄に、
次のような記事を見つけました。

  ~逆さ感覚を養う~
 年少は小金井公園での遠足で、くるりんぱを教師と一緒にしました。逆さまに
 なるという経験は、日常生活ではなかなか味わうことがありません。繰り返す
 ことで、恐怖感も減ってきます。ゆくゆくは、逆上がりにもつながります。おうち
 でも、チャレンジしてみてください。

「くるりんぱ」は、いわゆる「でんぐり返り」をしてパッと立ち上がる運動だと思います? この種の運動は、腕と足腰の力が要求されます。やはりかがんで屈する動作がないと、うまく回転出来ないし立てないでしょう! 屈しないまま回転したら、首の骨を折ってしまう心配もあります。

体育は専門外なので確かなことは分かりませんが、「くるりんぱ」も屈伸の動きが
基本ではないでしょうか? やがて小学校のマット運動や、鉄棒運動につながる
はずです。

走る・跳ぶ・力試し・器械器具を使った運動などは、幼稚園から始まります。屈伸は
それらの運動の、基礎となる動きのように思います。

たかが「くるりんぱ」、されど「くるりんぱ」です。運動のこつを理解させ安全のための
決まりを確認して、 家庭でも挑戦させましょう! 子どもたちが、「くるりんぱ」をくり
返し楽しんでくれるように願っています。


S幼稚園の T先生から、「くるりんぱ}について説明が寄せられました。
先生と子どもが手をつないで向き合い、子どもの足が先生の体を這うように上って
行って1回転して着地するそうです。 「くるりんぱ」は、子どもたちと命名したとの
ことです。その後、子どもたちは「でんぐり返り」にも挑戦していたようです。


 

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