幼児教育を語るひろば

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子育てカフェ

1ヶ月ほど前に 我が家から3軒置いた4軒目に、幼児が2人いるらしい? 家族が
引っ越してきました。

近頃は引越しそばを配って隣近所に挨拶するというわけでもないので、家族構成や
氏素性までは分かりません。

引越しそばが欲しいわけではありませんが、 つくづく地域の人間関係が薄くなって
きたのを思い知らされました。

きょう たまたまその家の前を通りかかったところ、 女の子がアスファルトの道路で
一人遊びをしていました。 珍しいことに蝋石のようなもので、道いっぱいにくねくね
した線を描いています。

最近は幼児に声をかけるのはためらわれますが、近所の優しいおじさんを知ってもら
おうと 勇気を出して声をかけてみました。

「何かいてるの?」。 女の子は私を見て、 「線路!」と答えてくれました。「電車の
線路か? 駅はどこ?」と、重ねて尋ねると「ここ」と指差しました。 線路が曲がった
ところが楕円形に塗りつぶされています。

「そうか・・・ お名前なんていうの?」とついでに聞いたら、「Nちゃん」と答えてくれま
した。私は会話が成立して、まずはホッとしました。「車に気をつけてね! おじさん
のうちはあそこだよ。」 そう注意しながら、我が家を教えて別れました。

幼児が外で一人遊びをしている姿を、私は久しぶりに見たような気がします。 我が
家の裏は公園なのに、子どもの姿はありません。最近の公園は、安心して子どもを
遊ばせる場所ではないとも言われます。残念な話です。

「子どもの遊び」 「地域のつながり」 そんなことを考えていたら、如何にも現代的な
話題が新聞に紹介されていました。

「子育てカフェ」 「親子カフェ」と呼ばれる店が、 子連れ客に人気があるようです。
子どもを遊ばせながら、ゆっくりお茶やおしゃべりを楽しむことができます。

東京板橋区にあるこのカフェの経営者は、「育児支援と世代間交流ができるコミュ
ニティー・カフェ」 と話しています。「屋外で安心して遊ばせる場所が少なくなった
この頃だから助かる」と、親は喜んでいるようです。

長崎市のNPO法人「子育てネット長崎」が運営する「どろっぷ」の代表は、「親子が
地域の人と交流し地域へ子育ての理解を広げる場にしたい」と言います。「子育て
カフェ」は、地域とのつながりを深める役目を担うことも目的にしているようです。

会員制のところが多いようですが、確かに子育て支援の、新しい試みと言えます。
でも反面、「子どもが安心して遊べる場が少なくなった」・「地域社会の人間関係が
薄くなった」 そのつけで、「子育てカフェ」のような形を 出現させたのではないで
しょうか?

私のような引退元園長には、何か割り切れない気持ちが残ります。「子育てカフェ」
へ行ったわけではないので断定できませんが、理屈をつけてお茶を飲んで 楽しい
のでしょうか? ゆっくり出来るのでしょうか?


 

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