幼児教育を語るひろば

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連続児童殺害事件の判決

秋田県藤里町で06年に起きた連続児童殺害事件で、畠山鈴香被告に無期懲役の
判決が言い渡されました。判決の適否について多くの人の意見が分かれています
が、裁判はまだ上級審で争われるようです。

畠山被告が 日ごろ疎ましく感じていた娘を 橋の欄干から突き落として 死なせた
事件と、近所の男の子を自宅に誘い込んで絞殺した事件が、 どうつながるのか?
理解に苦しむ行為です。

被告のような母親がわが子を殺害した事件は、他にも例があります。ただ米山豪憲
君殺害事件は 通り魔事件よりもひどい 突発的な殺人事件で、 豪憲君の家族も
あきらめ切れない思いだろうと推察します。

裁判で明らかになったことは、 被告は娘を産んだ直後から 娘の体に触れるのも嫌
だったと言われます。5歳まで 殆ど話しかけることも無く、めったにお風呂にもi入れず
汚れた服をそのまま着せていたようです。

食べ物も十分に与えていなかったので 娘の彩香ちゃんは、 いつもお腹を空かし
ていたと学校や近所の人が言います。典型的な、養育放棄です。

彩香ちゃんのことを想うと、胸が痛みます。 普通なら 特に母親は、わが子がより
健やかにより賢く育つために 最善を尽くします。畠山被告には、それが全く見られ
ません。

彩香ちゃんはいつも孤独で、元気の無い神経質な子どもだったと想像します。人間が
成長するためには、幼年期と思春期に反抗期を通過する必要があります。母親から
無視されていた彩香ちゃんは、第1反抗期も無かったのではないでしょうか?

幼児は反抗期を経て、自己抑制の力が身に付いてきます。そして、反抗が我慢でき
るようになり 自我が芽生えるのです。 彩香ちゃんの場合は、生まれながらにして
我慢を強制されていたのでそれもありません。

自分を主張し 自分の力を発揮する場も与えられずに、命を奪われてしまったのです。
こんな悲しい、不幸な人生はありません。 なさぬ仲でさえ、親子関係がうまく行って
いる例は沢山あります。

育児不安は誰にでもあるのです。「こんな時は、どうしたらよいのだろう?」と、心配に
なったり悩んだりしたら、 身近な人にどんどん相談しましょう! 情報化社会です、
育児情報も相談機関も いっぱいあります。困った時は、それらの扉を叩くようにし
ましょう!

子どもたちは、何もベタベタした愛情を求めているわけではありません。時々遊び相手
になってくれて、悪いことをしたら 厳しく叱ってくれるお母さんを求めているだけです。

事件から 親として学ぶことは何か? 他人事とせずに、冷静に事件を考察してみま
しょう! 悲しい事件が、再発しないよう心から願っています。


 

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