幼児教育を語るひろば

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焼け野の雉子夜の鶴

「似たもの夫婦」といえば何をするのも一緒、一心同体的な夫婦のことです。これが
良い夫婦なら好ましいのですが、悪い夫婦だと大変なことになります。

先日奈良市の29歳の夫と21歳の妻が、わが子を虐待して殺人未遂の疑いで逮捕
されました。生後4ヶ月の次男に夫婦で繰り返して暴行を加え、子どもは意識不明の
重体になっているという事件です。

次男は両足の骨や肋骨が折れ、体中に殴られたためのアザがあったと言います。
もっとひどいことに、胸部と腹部に赤ペンで、「ブタ」 「死ね」と落書きされていたと
いうのです。 双子の長男も体中にアザがあり、子どもたちへの虐待は日常化して
いたようです。

この夫婦は、 どんな神経の持ち主なのでしょうか? 人を愛する気持ち・優しさが、
微塵も感じられません。こう書いていても、気分が悪くなります。

幼児虐待に関わる夫婦あるいは同棲中の男女を見ると、 二人共虐待に加わるか
片方は見てみぬふりをしています。 彼らの非人間的行為に、本当に首を傾げたく
なります。どうしてでしょうか?

普通の親は子どもに危険が及びそうになれば、我が身を賭して守り抜きます。本来
なら、 目に入れても痛くないはずのわが子です。 わが身に積もる老いを忘れて、
子どもの成長を喜ぶのが親心です。

平然と虐待をやってのける神経が、とても理解できません。初めから親心など持って
いないのが親になったのだと思います。

このような問題夫婦が出現する背景には、彼らの幼児体験を抜きには考えられませ
ん。どんな幼児体験をして育ったかは分かりませんが、誰からも愛されないで育った
ことは想像できます。

「焼け野の雉子 夜の鶴」

雉(きじ)は巣のある野原が焼けて火が迫っても、危険を顧みずに雛(ひな)を守りま
す。鶴は霜の降りる夜になると、わが身は凍りついても羽で覆って雛を暖めます。


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