幼児教育を語るひろば

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「仕方ない」の前に

木曜日の朝日新聞夕刊に、「Doraのどら猫」というコラムがあります。Dora
TAUZIN(ドラ・トーザン)という、フランス人の女性国際ジャーナリストが執筆
しています。私は、このコラムのフアンです。

昨7日(木)は、「仕方ない」の前にトライ! という話でした。記事の抜粋ですが、
紹介します。

「フランス語に訳せない言葉の中で、フランス人に受け入れ難いものが「仕方ない」
ではないかしら。私はあきらめの悪い性格なので、日本人が「しょうがない」と言うと、
「どうしてすぐあきらめるの!」と頭にきてしまいます。」

「あきらめの良さ、これも日本人の特性の一つでしょう。フランスでは日本についての
記述に「諦観」がよく使われます。」

「ただなんでも「しょうがない」で片付けるのには反対。 あきらめずに戦わねばいけ
ないことは、たくさんあります。戦争や政治家の不正といった社会問題から、職場の
待遇や日常のささいなことまで、 納得のいかないことには「NON]と言い、怒りを
表わしましょう。」

「フランス人は、すぐにはあきらめません。毎日どこかでストライキ・デモが行われて
いるのはご存知の通り。」

「行動を起こすことで、人生が好転することも多いのですから!」

彼女は、こうも言っています。

「日本は自然災害が多いから人知の及ばないことに抵抗しても、それこそ「仕方
ない」こと。 どんな状況も受け入れるすべは、エネルギーをポジティブな方向に
使うためには大切です。」 と。

でもそれも、程度問題でしょう。ダメでもともと・七転び八起き・勝負は時の運と
いうこともありますから、再トライしてみることは大事です。


話は変わりますが、私は障害を持つ子どもたちの教育にも携わってきました。
障害を持つ子どもたちの親(特に母親)には、2つのタイプがあります。

1つは子どもの障害は「仕方ない」とあきらめて、すべてに消極的な親です。もう
1つは、偏見や差別からわが子を守るために、 「仕方ない」とあきらめないで
積極的に行動する親です。

子を思う気持ちは両者変わらないのですが、 日本的な諦観型とフランス的な
NON型の違いかも知れません。

これを機に私たちも、諦観型からNON型に切り替えてみませんか!


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