幼児教育を語るひろば

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親族殺人

親が子を殺す、子が親を殺す、親族間の殺人事件が後を絶ちません。

「血は水より濃い」、と言います。血のつながる親族同士は、他人より愛情も
強いはずです。それがどうして、殺し合わなくてはいけないのでしょうか?

「骨肉相争う」・「血で血を洗う」と、言われます。親族間の争い・殺し合いは、
もちろん昔もありました。

愛情と憎しみは表裏の関係です。「可愛さ余って憎さ百倍」と言うように、
愛情が強かった分それが憎しみに変わった瞬間に憎いと思う気持ちは
異常に強くなるようです。

でもそうなるには、何か理由があるはずです。よくこんな声を、耳にします。

「子どもが可愛くない、うるさい、邪魔になる。」

「育児が面倒だ、疲れる、どうしてよいか分からない、不安だ。」

「親がうるさい、すぐ怒る、干渉する、差別する。」  
等々。

これらの声は、思い込みや誤解から始まることが多いのですが・・・・

心の病が原因になっている場合もあります。ストレスの多い現代社会ですから、
心を病む人はどんどん増えています。

八戸市で18歳の少年が母・弟・妹の3人を殺害した事件・徳島市で37歳の女性が
母と弟を刺殺して妹に重症を負わせた事件は、これに当たるようです。

親族殺人事件では、思春期の青少年が加害者となる事例を多く見受けます。
校内暴力・家庭内暴力も彼らが引き起こします。

彼らの暴力は、他人に向けられるだけではありません。自分を、攻撃するようにも
なります。自傷・自殺行為が、そうです。自殺まで行かなくても、自殺を考える子ど
もは沢山います。

いずれにしても暴力を振るう背景には、何があるのでしょうか?

殆どは乳幼児期における生育環境や、親子関係のあり方に由来しているようです。

世の中は一見平和で豊かな感じですが、今の子どもたちの生活にはどこかに無理が
あるようです。よい点を取って・よい学校に入り・よい職に就く、そのためにはエリート
養育・受験競争に打ち込まなければなりません。

実際に子どもたちは、競争に勝つよう鞭打たれる毎日を過ごしています。

無理を重ねると、必ず破たんする時がやってきます。自分はダメだと思うと敗北感を
募らせて閉じこもったり心を患ったりするようになります。また堪忍袋の緒が切れて、
暴力に転化する場合もあります。

加害者が青少年の場合は、次のような特徴があります。

*暴力は、家庭内の親族に限られる。

*学校ではあまり目立たず、問題行動も無い。

*近所では良い子で通っている。


ですから外部の人には、事件を予測するのが困難です。親も家庭内の問題である
ため、他人には相談しない場合が多いのです。


「親子関係のあり方に由来する」
と書きましたが、その前に夫婦の関係も大きな
力を持っていることを知って下さい。

夫婦関係は仲が良くても悪くても、子育てのための生育環境となります。夫婦の
チームワークが、子どもの成長に大きな影響を及ぼすのです。

暴力を振るう子の背景には、いつもチームワークの良くない夫婦の存在があるのを
忘れないで下さい。



コメント

実は

実は親族間殺人の増加は錯覚の部分も大きいです。
http://pandaman.iza.ne.jp/blog/entry/515559/

  • 2008/04/02(水) 06:08:08 |
  • URL |
  • はねだ #Nf5MMtZ2
  • [ 編集 ]

はねだ様

「凶悪犯罪増加の誤解を解くページ」 拝見しました 参考になりました

  • 2008/04/02(水) 09:40:48 |
  • URL |
  • 元園長 #-
  • [ 編集 ]

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