幼児教育を語るひろば

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危険運転とは?

  二つの嘆き 
私は お前に叫んで言った
「自分のわらじより 他にはひきずって行く何物をも持たない
 あの男は 幸福だ」 と
それなのに その男は 思っている
「よしそれが 涙にひたしたパンであっても
 家族と一緒に食べるんだったら さぞうまかろう」 と


         フランシス・ジャム作・堀口大学訳                                      

幼い3人の命を奪った福岡の飲酒運転事故に対する判決が、今日ありました
「危険運転致死傷罪」
ではなく、「業務上過失致死傷罪」が適用されました。

結果は明らかに、「危険運転」による重大事故なのですが・・・・

被告が酒を飲んだスナックから事故現場までのわずか8分間、蛇行運転や
接触事故が無いこと・飲酒検知結果が酒気帯び程度だったことなどから
「危険運短」
の成立が否定されました。

そうだとすると「危険運転致死傷罪」という法律は、ずいぶんお粗末な法律だと
言わざるを得ません。

3人の愛児を奪われた大上夫妻が閉廷後の記者会見で、判決を何とか受け止め
ようとされている様子が痛いほど伝わってきました。

かけがいの無い家族と言いますが、幸せな家庭を破壊された心の傷は永久に
癒えることが無いでしょう・・・・

事故直後大上夫妻は子どもたちを助けるために、何べんも海中に潜ったそうです。
そして救出出来なかったことは、どんなに無念だったことでしょうか? この時の
夫妻の気持ちを考えると、胸の張り裂ける思いがします。

「焼け野の雉子夜の鶴」と、言います。親の子どもを思う気持ちは、海よりも深く
山よりも高いのです。事故を起こした愚かな被告には、とうてい理解出来ない
ことでしょうが・・・

この判決を機に、抽象的な今の「危険運転致死傷罪」を見直して、庶民が納得する
ような内容に改めて欲しいと心から思います。


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