幼児教育を語るひろば

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見つけ出すこと

安倍首相が、辞意を表明しました。国会で、所信表明演説をしたばかりです。ドタバタ劇のそしりは、免れません。次の首相に誰を選ぶか? ぜひ能力適性のある人物を、見つけ出して欲しいと思います。

さて本題ですが、中近東で長い間、油田開発の仕事をしていた知人のHさんと会って、油田を見つけ出す苦労話を聞きました。

地下に石油がある場所では、地上に何かしらの手がかりがあると彼は言います。
一番分かりやすいのは、天然ガスが噴出していたり、石油が染み出ていたりする
そうです。

砂漠地帯を丁寧に探し歩くと、石油を含んだ砂岩や頁岩(けつがん)を見つけ出すことがあります。彼はそんな癖がついて、退職したいまも、山道などを歩いていて砂岩や頁岩を見つけると、つい手にとって調べてしまうと笑っていました。

実際に油田を探すには、地形図を作り地層の方向や岩石の種類を調べ、地下の構造を推測します。また地上で人工地震を起こして、その震動が伝わっていく様子から、
詳しく地層の形や傾きなどを考えます。

こうして地下構造の見当がついて、石油がありそうだとなれば、試し掘りをします。
試し掘りと言っても、100~300mは掘るそうです。硬い岩石もあるので、その
手間や費用はバカにならないと言います。

地下に石油があることが分かれば、油井(石油の井戸)を掘ります。油井の深さは、
4000mにも及ぶものがあるとのことです。

地下から汲み上げた石油は原油と呼ばれ、炭化水素の化合物ですが、いろいろな
不純物を含んでいます。その不純物を取り除いて、様々な技術過程を経て、多様な
石油製品が出来上がります。日本の石油製品を作り出す技術は、世界でもトップ
クラスだそうです。

私はいつもの悪い癖で? 石油探しは、子どもの特性を見つけ出して伸ばしてあげることに、似ているように思いました。

地上に何かしらの手がかりがあるのと同じように、子どもの外に現れる言動から、子どもがどんな能力・特性を秘めているか? 見つけ出せるのではないでしょうか?

例えば、
どんな遊びが好きか? 
どんなことに興味を示すか? 
長続きすることは何か? 
等々。

地下の様子を調べるのは、子どもの内心を捉えることに通じます。

例えば、
嬉しい時、悲しい時の気持ちを聞いてあげる。
課題を与えた時、どんな行動(反応)があるかを見る。
家族(友だち)関係を、どう思っているか聞いてあげる。
将来の夢(希望)を、聞いてあげる。 
等々。

そして原油から石油製品を作るのは、教育そのものだと思いました。

子どもの特性(能力・適性)を見つけ出すことは、油田の発見と同じように、その価値を認めることでもあるのです。

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