幼児教育を語るひろば

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下学して上達す

地域を周遊するコミュニティバスが、わが家の近くを通ります。夕方5時過ぎは、近くにある公立施設の職員が多数利用します。加えて、K駅付近の進学塾に通う子どもたちも利用しますので、結構混む時間帯です。

そんなわけで、その時間帯はなるべく利用しないようにしているのですが、昨日は
急用のため、やむなく利用するはめになりました。

小型のバスですから、座席は20席ほどです。満員状態でしたから、もちろん空席などありません。私は入り口付近に立っていました。

塾へ行く子どもたちは(小学校高額年児)1つ前の停留所から乗ってきます。(大型のマンションと、これも規模の大きい銀行の社員住宅があるので、殆どがそこから来る子どもたちです。)

いつもながら、この子たちのマナーの悪さにあきれています。おしゃべりは大目に見るとしても、夕飯代わりに菓子パンを頬張ったり、立ち歩いてふざけあったり、幼児連れやお年寄りが乗ってきても、席を譲ろうとはしません。

以前はそんな子を見つけると注意しましたが、最近は億劫になってきました。家庭のしつけの問題、という気持ちもあるのですが、歳を取り過ぎたのでしょうか?

塾へ通うことは、否定しません。最近の塾は、学校より優れている面も見受けられます。学習興味の喚起、個に応じる指導など、一斉指導からなかなか抜け出せないでいる学校より、指導の基本をしっかり捉えていますから・・・

肝心なのは、塾へ行く子どもたちの態勢です。この子たちは自分の意思で塾通いを
決めたのでしょうか? 殆どが親の希望だと思います。

塾へ通う前に、身につけておかなければならないことが、いっぱいあります。人前に
出たら(バスに乗ったら)どんな行動(態度)をとったらよいのでしょうか? 

これは、社会性が(人間性が)どれだけ育っているか? という問題なのです。

子どもたちの社会性は、家庭の家族関係の中で育ちます。別に難しいことではありません。挨拶が出来るか? 正しい言葉遣いが出来るか? お手伝いが出来るか? 整理整頓が出来るか? 自分のことは自分で出来るか? 等々によって育つのです。家庭生活においても、必要最小限のことばかりです。

自分自身を処することが出来るようになったら、つまり、身近なことを学ぶことが出来たら、通塾への準備は完了です。きっと、マナーも身について、難しい勉強に取り組む姿勢も整います。塾へ通うバスでも、嫌われることはありません。

親にも問題があります。身近なことを学ばせないで、すぐに受験目当てに、塾通いを子どもに強います。

塾へ子どもを通わせている親には、共通の心理状態があります。

 *勉強の機会と場を与えた
 *学力は向上するだろう
 *親としての責任を果たした

そして、すっかり安心してしまうので、子どもから目がそれて行きます。バスでそんなに行儀が悪いなどとは、夢にも思っていません。

塾通いの子どもたちの、生活リズムも心配です。帰宅は午後9時過ぎでしょうから、
夕食、予習・復習、入浴、休息(テレビや読書など)はどうなっているのでしょうか? 睡眠時間は確保出来ているのでしょうか?

余計な心配をしながら、バスに乗っていました。

 

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