幼児教育を語るひろば

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会話から学ぶ

昨日のことです。戸籍謄本をもらいに、近くの出張所まで参りました。申請書を出して受け取って見ると、私個人しか記載されていません。そこで、「故人を含めて、家族
全員が記載されているものが欲しい。」と、係りの人へ申し出ました。

その時の、係りの男性(30歳くらい)と私の会話です。

 (係り)「あー、それは本庁へ行かないとダメなんだなー。」
  これは、彼の独り言という感じでした。そして、私に向かって・・・
 
 「あっちまで行って、もらって下さい。場所分かりますか?」
 「これは、(私個人だけの戸籍謄本)こっちで処分しておきます。」
  「あっち」とか「こっち」とか、抽象的な表現が気になりました。

 (私)「場所は分かりますが、この申請書を持っていけばよいのですか?」

 (係り)「あっちにも書類がありますよ。だから大丈夫です。」
  私の問いに、的確に答えてはいないように思いましたが・・・ 

 (私)「分かりました。ありがとうございました。」

 (係り)「ご苦労さん!」
  いわゆる業界用語? なのでしょうか?

彼の応対振りは、決して無愛想というようなもではありません。始終笑顔で親しみを
示しながら、話しかけてくれました。

「病院の看護師たちが、老人を幼児扱いするような話し言葉を使う。」という批判を、
聞いたことがあります。彼も私に対して、そうだったのかも知れません?

でもこの時の会話は、少しおかしいような気がしました。

会話が成立するために必要なものは、何だろう? 私は色々と考えてみました。

まず始めに「声」があります。「声は人なり」という言葉もあるくらいです。人の心は、声に現われます。確かに人と話をしていると、話の中身よりも、聞き易い声・聞きにくい声を、本能的に区別しています。

もちろん会話は、声だけで決まるわけではありません。どんな時に、会話に抵抗を感じたり、不愉快に思ったりするのでしょうか? 私は状況を思い浮かべてみました。

*相手の声が聞き取りにくい時。(小さい声・弱々しい声など)

*発音がはっきりしない時。(発音がおかしい・訛りが強いなど)

*言葉の意味が分かりにくい時。(難語・抽象的な表現・流行語・俗語など)

*話題・内容がつまらない時。

*会話に誠意や熱心さが感じられない時。

*聞き手の立場を考えていない時。(一方的な話し方)

*話の目的が不明な時。(話が飛ぶ・内容が多すぎるなど)


会話は人間関係を深める上で、とても大事な表現活動です。然しよく考えると、自己表現と人間関係は、同じ線上にあるわけではありません。両者を調和させる行為が、広義の話し方(話術)ではないでしょうか?

自分の考えや感情が(感情のウエートはかなり大きい)、相手にスムーズに伝わらなければ、会話は成立しません。会話は、単なる言葉の伝達以外に、「聞きやすい声」・「正しい発音」・「分かりやすい言葉」・「共通の話題」・「聞き手に応じた話し方」等々、様々な要素が関わっているのです。

広義の話し方(話術)を、まとめてみました。

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