幼児教育を語るひろば

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正直

「正直者の頭に神宿る」と言います。一方で「正直者はバカをみる」とも言われます。

多くの人は信頼や信用があればこそ、事を為すにも為しやすいし、人も安心して付き合ってくれると信じます。

中国では、「正直とは、どこでも通用する唯一の金貨なり。」と言う諺があるそうです。ですから、正直者がバカをみる世の中では困ります。

だいぶ前から、N H Kの受信料を払わない人たちのことが、問題になっていました。きっかけは、N H K内部の不正行為が、明るみに出たことにあります。受信料不払いの行動は肯けますし、私自身も銀行振り込みでなければ、そうしたかも知れません。今ではそれに便乗して、払わない人もいると聞きます。

1月に文科省が、学校給食費に関する調査結果を公表しました。それによると、全国の小・中学生の1%、10万人近くが給食費を滞納して、その総額は22億円に達するとのことです。この数字は、社会に大きな波紋を広げています。

滞納の理由は色々あるようですが、保護者としての責任感や規範意識が欠けるため、つまり払えるのに払わない家庭が、60%以上もあるというのです。

滞納問題は、給食費だけに留まらないようです。保育料・国民健康保険料・固定資産税にまで、及んでいるとのことです。

滞納料を回収するために、法的措置に踏み切った地方自治体もあるようです。学校給食費の場合、学校が支払いを強く求めるのは、非常に難しいことを、私も経験上よく分かっています。

払えるのに払わない家庭があるかと思えば、苦しい家計の中から、給食費だけはガンバッテ払うという家庭もあります。

私の経験でも、交通事故で大黒柱の夫を失ったのに、妻がパートに出て日銭を稼ぎ、給食費だけは滞らせなかった家庭がありました。何度も生活保護を申請するように勧めましたが、そういう人に限って、「ガンバレルだけガンバリますから」と言って、生活保護費の受給を拒みました。経済的に自立しようと、ガンバル姿に打たれたのを覚えています。

「わずかな人の悪事は、すべての人の災害である。」という言葉があります。皆が、「自分さえよければ、後はどうなろうとかまわない。」という気持ちになるのが、私は怖いと思います。

人生の目的は、金でも物でもありません。幸せを感じる心こそ、何ものにも変えがたいことを、ぜひ知って欲しいと思います。

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