幼児教育を語るひろば

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ゆとり教育の行方

その前に
注目していた愛知県知事選と北九州市長選が、昨日実施されました。

「1勝1敗で引き分け」などと、スポーツ報道のように伝えるマスコミ関係者もいました。そういう話題ではないと思いますが?

厚労相の「女性は子どもを産む機械」発言は、失言では済まされない問題です。今後は野党も国会の場で、首相や厚労相の責任を追求するるようになると思いますが、統一地方選や参院選を見据えた党利党略のためではなく、真に国民の立場に立って、議論してもらいたいと願っています。

今回の選挙でよかった点は、投票率が高かったことです。厚労相の発言問題があったにせよ、無関心では何も変わりません。

首相は、憲法改正・教育改革を声高に訴えています。私たちも、このことに無関心であってはならないと思います。投票を通して、政策決定に参加することが大事です。


ゆとり教育の行方
もうひと昔前ですが、学校教育の中に色々なことが持ち込まれて、教育活動がパンク寸前の状況になりました。

環境教育・交通安全教育・人権尊重教育・食品安全教育・国際理解教育・消費者教育・コンピューター教育・緑化運動・虫歯予防運動・ボランティア活動・地域行事への参加 等々

名称は色々でしたが、これらに伴う教師の負担が増えました。ですから、もうこれ以上処理しきれないという声が、あちこちの学校から聞こえてくるようになったのです。

その反省があって、02年から「ゆとり教育」を前面に打ち出した、現行の指導要領が施行されました。そして、教科内容の思い切った削減を盛り込みながら、「総合的な
学習の時間」
を設けました。

それこそ、子どもたちが主体的に課題を選択して、チャレンジする力を養う時間です。言い換えると、「自ら考え判断して行動する力を育む時間」なのです。

ところが、教育再生会議の第1次報告によると、「ゆとり教育の見直し」と、「授業時間の10%増」が提言されています。

ゆとり見直しの槍玉に挙げられたのが、この「総合学習の時間」のようです。総合学習では、国語や理数科の学力(知識)が、身に付かないというわけです。

第4期中教審が発足しました。教育再生会議の報告を受けながら、学習指導要領改訂の議論が進められると思います。

首相の発言の後押しもあって、学力低下が社会問題化しています。でも国民には、どんな学力がどう低下しているのかが見えません。

文科省の「教育課程実施状況調査」によれば、93~94年に比べると、01年の成績は落ちましたが、03年の調べでは、元に戻ったと報告されています。

私は、安倍首相が唱える「再チャレンジ」に、「ゆとり教育」は大きな力を持っていると考えます。なぜなら、再チャレンジには、自分をじっくりと見直す時間が必要だからです。あせって、周りで「ああしろ!」「こうしろ!」と口出ししても、当人は聞く耳を持たないでしょう。

それよりは、「何とか自分の力でやりとげよう!」、という気持ちを持たせる方が大事です。そして周りの人々は、再チャレンジする環境づくりに努め、再チャレンジに挑む当人を、暖かく見守るゆとりの姿勢で臨みましょう。

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