幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

子どもとうそ

大手菓子メーカーの不二家が、消費期限の切れた材料を使ったり、製品の期限表示を偽ったりした事件が、発覚しました。会社側は、昨年の11月に分かっていたようですが、今まで隠してきたというわけです。

調べると、次から次へと不正が明るみに出てきます。会社の発表も、個人の責任を強調していたのが、一転して工場ぐるみだったことを認める有様です。

我が家にも、景品で貰った「ペコちゃん」の人形が飾ってあります。きっと、事件を悲しんで泣いていると思います。

昔から「うそらしいうそはついても、本当のうそはつくな!」と言います。人間誰でもうそをつきます。「うそをつかない人?」と問われて、手をあげる人がいたら、その人はうそつきだと言われるくらいです。

子どもが正直な人になって欲しいと願うのは、親心です。だから小さい時から、うそつかないようにと、厳しく繰り返して教えられます。

ただ、ここで気をつけなければならないのは、幼稚園から小学校低学年までの子どもは、夢の時代、空想の時代に生きているということです。いろいろと空想し想像するのが、楽しくて仕方ない時期です。

ですから彼らは、現実と空想、真実とうそが、あまり区別されずに混在している場合が多いのです。こういう時期に、「うそをつくな!」・「正直であれ!」と言われても、子どもにはあまりピンときません。

当人は、うそと思わないで発言していますから、叱ったり正したりしても、納得しません。それでも親は無理やりに「うそをつかない!」と約束させたり、「うそつきはドロボウの始まり」と、脅したりします。

子ども同士は、遊びの中で、ふざけてだましあったり、うそと承知の話で面白がったりします。うそらしいうそを、明るい調子で話す子は、友だちにもてます。うそと言うより、ユーモアと捉えた方が良いと思います。こういう能力を、大人が抑えつけてしまうと、笑いの無い心の閉ざされた子どもを、つくりかねません。

愉快で、人を楽しませる手品のようなうそは、むしろ奨励されるべきです。後で、種明かしをすればよいのです。

では本当のうそをつかせないようにするには、どうしたらよいでしょうか?

先ず1番大事なのは、家族間に秘密が無い、明るい家庭であることです。次は、親の生き方・生活態度です。誠実であって、そして一面ユーモアがある、そういう両親の姿を見て育つ子は、「うそらしいうそ」と「本当のうそ」の違いに気づき、正直な心を、自然と身につけて行きます。

それにしても、不二家のうそは「本当のうそ」です。誠実な、そしてユーモアのある
職場では、無かったのだと思います。

コメント

こんな会社も、ありますよ。

「不二家」のニュースが日本全国に飛び交っておりますが、
こんなシステムを活用して「食の安全」に取り組み始めている会社も、
一部で、出て来ています。
こちらです。
↓↓↓↓
http://fsr.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_b19c.html

こちらは、日本の食品業界では、初の試みだと思いますので、
一度、ご覧頂けませんでしょうか・・・・?

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/443-2e389628