幼児教育を語るひろば

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いじめられている君へ

いじめの問題で 朝日新聞が連載しているコラムのタイトルです 毎回各界の著名人が いじめられている子どもたちへ 励ましの言葉を寄せています 色々な角度から
助言していますし 時には いじめている子どもへの呼びかけもあります

いじめを受けている子どもたちに ぜひ読んで欲しいのですが とてもそんな余裕は
無いでしょう

そこで 朝日新聞にお願いしたいのですが いや わざわざ新聞社を煩わす必要も無いでしょう 教育委員会や学校でよいと思います 連載されている「いじめられている君へ」を小冊子にまとめ 現場の先生方へ配布して欲しいのです

小学校では それを 先生方が子どもたちに読んであげて下さい (幼稚園でも) 中・高校なら 教室の一隅に置いて置くだけでよいでしょう いじめも多様化してきていますから 全てが子どもたちに合う内容とは言えません でも 自分の考えを そして行動を 変えるきっかけに役立つと思います

都留文化大学の河村教授は 教師が子どもたちに合わせすぎて 集団のルールが
守られていない「なれ合い学級」では いじめの発生率が高くなると指摘しています

学級の雰囲気がいじめを生み出す1因であることは 昔から言われていました それが 統計的にも証明されたわけです ですから いじめは 被害者・加害者という関係や状況だけで解決するには 無理があるのです いじめを生み出さない学級 あるいは学校づくりが とても重要な課題となります そこで 教師の学級経営や 校長の
学校経営の手腕が問われることになります

遅ればせながら 北海道滝川市の教育委員会が 昨年9月に起きた小6女児の自殺について 調査報告を発表しました

今さらいじめを認め 学校や教委の不適切な対応を反省しても 女児の命が戻ってくるわけではありません 調査報告を他人事のように発表する市教委関係者の様子を見ていても 空々しく腹立たしい思いがするだけです

本来 学校や教委は 教育のプロのはずです 教育は 知的発達を促すだけではありません 生活指導や子どもの安全を守る働きも担っているのです

教育のプロとして真っ先にやることは 児童理解(幼児理解)・生徒理解です 子どものことを知らなければ 教育は始まりません 当たり前のことです

そのためには 子どものことをよく見ていなければなりません 子どもの一挙手一投足を観察するのは勿論ですが 子どもが生活する環境条件も知る必要があります さらには 子どもたちの心身の成長も しっかり見定めて理解することが大事です

特に担任の先生方にお願いがあります 子どもたちにとって 学級はとても大事な人間関係の場です 学級環境は家庭環境よりも 子どもたちに対して 大きな影響力を持っています 子どもたちの人格は 人間関係の中で育つわけですから 学級環境や雰囲気をよくするということは 子どもたちの人格を育てる営みで 教師にとっても大事な仕事の一つとなります 河村教授も 「学級経営如何で いじめが発生するかどうかが決まる」 と言っているのだと思います

ただ気をつけたいことは 子どもの心身は成長しつづけますが それぞれ個性があって 成長のスピードやリズムに違いがあるということです 内向型の子 外向型の子 早熟型の子 晩熟型の子 色々います

内向型・晩熟型の子は 反応が遅いように見えるので ついイライラして 叱責が多くなります でも そういう子には 特に配慮して欲しいと思います クラス全員の前で 特定の子を叱るのは感心しません 叱られた子どもにすれば 先生がいじめたと受け取り易いのです

子どもは その時その時の 短い期間で評価するのをやめましょう 一生という長い
時間で考えてあげるように 心がけましょう 教師には ゆったりとした気持ちで
子どもの成長を見守る姿勢が必要です
 

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