幼児教育を語るひろば

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うそも方便

うそをついたほうが 事が円滑に進む場合があるということで 「うそも方便」と言い
ます この諺は うそを容認するような響きがあります

方便というのは 仏様が 私たちを悟りに導かれるための方法のことです 仏様が
うそを許されているわけではないように思います

「うそつき世渡り上手」 と言う言葉もあります こちらのほうは 世間ずれした狡猾な人間を想像します ですから 「うそも方便」ほどは 受け入れられていません

幼稚園長時代 ある時お母さん方へ 「うそでもよいから 子どもは褒めて育てなさい」 と話したことがありました すると 1人のお母さんが 「うちの子は 褒めてもお調子に乗るだけで あまり効果がありません 小さいうちは 厳しさが必要だと思いますが?」 と反論してきました

私は 次のように答えたことを覚えています

「子どもをよく観察していると 伸ばしてあげたいことや 身につけさせたいことが 見えてきます それを認めて褒めてあげると いっそう上達して行きます そこで <厳しく>を <怒る>とか<強制する>という意味でなく <しっかりと>あるいは<きちんと> という言葉に置き換えれば <褒める>と<厳しく>は 矛盾しなくなると思います」 と

教育改革のタウンミィーティングで 「やらせ質問」のあったことが問題になっています 事が円滑に運ぶようにと考えてのことですから うその世論づくりです 「うそも方便」
と考えたのでしょうか?

「教育は公正中立でなければいけない」とは ずいぶん昔から言われていることです ところが絵に描いた餅で なかなか実現しません 教育は 常に権力者や政治家に 侵され易い脆さがあります

安部首相は 「教育基本法の問題とタウンミィーングの問題は別だ」と言います 本当にそう思っているのでしょうか? 教育改革を進めていく上で 一番重視しなければならない問題だと思うのですが

「鹿を追うものは山をみず」 と言われます 教育基本法改正案の成立を急ぐばかりに 教育界の現状 子どもの実態 学校や地域の声などに耳を貸さず 教育に関わる動きを見落とすことが無いよう 心より願っています

    

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