幼児教育を語るひろば

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菊の花

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我が家の小菊

このところ 暖かい日が多かったせいでしょうか? 我が家の小菊が ようやく盛りになりました いつもなら我が物顔に群がって 小さな庭を占有するのですが 今年は
少し元気が無いようです

菊の花は 昔から日本人に大変愛されてきました 冠婚葬祭には欠かせません
装束や調度品を見ても 菊の文様が到る所で見受けられます 皇室の紋章も菊の
花です 菊花紋をアレンジしたものは 百数十種に及ぶと言われます

日本の菊の祖先は 仁徳天皇の13年に 薬用植物として中国から韓国を経て伝わって来ました 中国では50~100万年前の地層から 菊の花の化石が見つかっているそうです 菊に含まれている滋液は 古くから長寿の薬として愛用されていました

中国では 陰暦9月を「菊月」と言います 9月9日は「菊節句」と呼んで 皇室・貴族を中心に お祝いしていました 日本でも 天武天皇の14年9月9日に(686年) 「菊花の宴」(重陽の宴とも言う)が催されたという記録があります (栽培菊ではなく野生菊だったろうと推測されている)

「菊花の宴」では 長寿を保ち 災いを払うために「菊酒」を飲み 栗ご飯を食べました この風習は 江戸時代になると 広く庶民の家庭でも行なわれるようになりました

鎌倉時代はちょっと休みがあったようですが 江戸時代になると 「五節句」の一つとなり 「菊の節句」が 再び脚光を浴びるようになりました 併せて この頃から 全国的に菊栽培も盛んになりました 関西の大ギク 関東の中ギクなどと それぞれの地方が 特色ある菊作りを競うようになりました 江戸時代の末期には 「菊人形」作りも盛んになって来ました

万葉集には(770年) 「菊」の歌が 出てこないそうです 古今集(905年)や
源氏物語(1000年頃)になると「菊」が出てきます 源氏物語に現われる草花の
第1位は「ナデシコ」で24回 第2位が「菊」で20回だそうです

「菊」の香りは独特ですから 食用に利用したり 殺虫剤の原料として使われたりも
します ただ観賞用としてのみあるだけではありません

現職中 儀式の折りなど 衣服に付ける徽章は(来賓・主催者等が) 菊の花を形どったものが正式と教わりました そして 主催者側は白色を付けるようにと言われました 菊は高貴な花ですから 儀式に使うというのは理解できます 白色は 誠実で敵意が無いことを示すためだそうです

「菊」が渡来してから 長い年月が経過しました 私たち日本人の生活にも しっかりと根づいて 習慣化していることが分かりました

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