幼児教育を語るひろば

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子どものために

子どもには 大きな2つの特徴があります 1つは純心で可愛いこと もう1つは 無力で弱いことです だから 大事に育てようという気持ちになれるのです

子宝
沖縄発信の「童神(わらびがみ)」という歌があります 夏川りみや 山本潤子が歌ってヒットしました 作詞をしたのは古謝美佐子で 彼女の初孫のために作ったそうです

「天からの恵を受けて この世に生まれた・・・」 という言葉で この歌は始まります 私たち日本人は 昔から 子どものことを「子宝」と言ってその誕生を慶び 大事に
育てました

「穢れの無い無邪気な心」 「素直で清らかで正直な心」 「罪を知らず疑うことを知らない純な心」 子どもたちは 人間のあるべき姿を 生まれながらにして備えています

だから 私たち大人は よく「童心に帰る」とか 「初心に帰る」とか言います 幼い
子どもを見て あるいは幼い頃を思い出して そう言うのです

「子宝」 「童神」 という言葉の裏には 可愛いという気持ちが根底にあって それが 子どもを大事にする根拠になっているのだと 私は思います

無力な子ども
人間の子どもは 生まれてしばらくの間 親の保護・手助けが無ければ 生きては行けません 子どもが無力であり弱いことを 親は本能的に知っていますから 一生懸命になって子どもの世話をします

親は 絶えず子どもの表情や 体の動き・異常に注意を払います 子どもが怪我をすると 当人以上に痛みを感じます 高熱を出すと 徹夜で看病して心配します ちょっと姿が見えないと 必死になって探します

私たちは ただ子どもが可愛いというだけではなく その生命の成長を守るために 色々と力を尽くすのです

子どもが生まれると 家庭の主人公は子どもになります ですから 家族みんなが 無力で弱い子どもを援助します 援助というより 子どものために仕えるという方が
正しいでしょう

無力な弱い者を援ける心は こうして子どもに受け継がれて行くのです 言葉を変えれば 「人に奉仕する心」・「人を思いやり いたわる心」です

私たちは やがて 年老いた親を介護する立場になります 弱い子どものために 仕える雰囲気の無い家庭で育った者には 介護の気持ちも育っていません 子育てから介護までは ひとつながりです

何故弱い人に力を貸さねばならないのか? 何故思いやりの心が大事なのか?
子育てを通して学ぶことが出来ます

落とし穴
極端な話をします 少しでも思い当たる節があるかどうか? 反省の材料にして
下さい

子どもを 「よい学校に入れたい」 「よい会社に就職させたい」 「幸せな結婚をして
幸せな家庭を築いて欲しい」
など まだまだ多くの親が望んでいます

ですから 転ばぬ先の杖とばかりに 子どもの先回りをして 「塾だ」 「家庭教師だ」 「有名校だ」 「裏口入学だ」と 血眼になってしまうのです 

お受験が最高の目標ですから 子どもに家事を分担させたり 子どもに仕事を言いつけたりはしません 子どもが疲れないようにと気を遣い 何でも親が代わってやります 勉強以外は何もさせません 勿論外へ出て遊ぶのも禁止です

こうなると 何べんも述べてきましたが 依頼心の強い 一人立ちできない子に
なってしまいます

でも 思うようには参りません 子どもは親の敷いたレールを走ってくれないので ついイライラしてしまいます 子どもが何か言っても とても受け入れる余裕はありません 子どもとの会話も 否定的な発言が多くなります 親子関係は どんどん不安定になってしまいます

特に 親の態度で問題なのは 自分が達成できなかったことを 子どもで実現しようとすることです そのために 子どもへの干渉や要求が とても多くなるのです しかも
そのことに親は気づきません

もう一つあります 他者と比べることです (特に成功者と) 相手に追いつき追い越せとハッパをかけるので 子どもの負担は益々増して行きます やがては 自分を守るために 相手を非難したり排斥したりするようになります 子どもにも 親にも 攻撃的な気持ちしか育ちません

どうしたらよいのでしょうか?

子どもを 自分の思い通りにしようとしないで 今の子どものありのままの姿を よしと認めましょう そして その子らしく成長するのを援けるようにしましょう

「子どものために」という言葉の陰にある落とし穴に気をつけましょう!   

コメント

ありがとう

このホームページは素晴らしいと思います。私は創価学会員で医学部医学科の学生です。2回も留年してしまい、周囲とも孤立しがちです。創価学会にはいったことも、宗教は弱い人間がすることと言われました。しかし、久本雅美さんのように素晴らしい人間性豊かな人になりたいです。成長して患者さんの痛みに共感できる人になりたいです。今年からは心療内科に通おうと思います。将来はこのホームページを作った皆さんにお返しできるような医師になりたいです。

  • 2006/09/28(木) 16:20:56 |
  • URL |
  • ねこ #-
  • [ 編集 ]

ねこさんへ

お褒め頂いて恐縮 私も教育系の大学を1年留年しました 留年中に学んだこと 気づいたことのほうが 教員になってからも役に立ちました 人生観を培うきっかけにもなりました 宗教はその人の哲学です きっとあなたの人間性を豊かにしてくれますよ 素敵なお医者さんになって下さい

  • 2006/09/28(木) 17:48:53 |
  • URL |
  • 元園長 #-
  • [ 編集 ]

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