幼児教育を語るひろば

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中1放火事件に思う

埼玉県吉川市で 中1男子生徒が自分の家に放火して 小6の弟が焼死するという事件が起きました つい最近 奈良県で 高1の男子生徒が自宅に放火して 3人を焼死させる事件が起きたばかりです

「家を焼いて両親を困らせたかった」 と言っているようですが この台詞も 奈良の事件とよく似ています 父親は2年前に 今の母親と再婚したばかりです 焼死したのは 新しい母親の連れ子です 事件を起こした少年は この母親に馴染めなかったとも 報じられています

事件の前 少年は夏休みの自由研究のことで 父親から「スポーツ関係の問題でなく 社会関係の問題に変えるように」 と言われたことに むっとしたと言っています 勉強のことを言われて反発したのも 奈良の少年の場合と同じです

だからといって こんなことで 人命を奪うような行動に出るのは何故でしょうか? 常識では考えられません つまり常識が育っていなかったと言えます 常識は 心が順調に育ってこそ 初めて身につきます 心の成長にひずみ(ゆがみ)があれば 自分の非常識な行動にも気づかないのです

仮に 報道のように 父親が厳しかったこと 新しい母親に馴染めなかったことなどが 今回の事件の原因だったとしても 子どもの心の成長のひずみに気づくのは 親の
役目です そして そのひずみを修復して 正常な心の成長に戻してやるのも 親の役目です

2年前に再婚したそうですから 少年が11歳の時です 子どもの思考活動が だんだん論理的になって来る時です 特に母親に対しては 色々と屁理屈を言って困らせる年令です 口答えは この時期特有の 親に対する甘えの表現だとも言われます でもこの少年は 新しい母親を迎えて どう接してよいのか分からず きっと戸惑ったのだと思われます

新しいお母さんは どう対応したのでしょうか? 当時 10・6・2歳の子どもを連れての再婚ですから 多分その3人の連れ子の世話にも手がかかり 少年の方へ じっくり目を向ける余裕は なかったものと推測できます

少年の気持ちは新しい母親にも馴染めず 実の父親からもどんどん離れていったのでしょう そして2年後 この少年の家庭観は大きく変わりました 安らぎの無い 冷たい家庭と映ったことと思います 絶望感・挫折感だけが 少年の心の内を覆って行ったのです 「祖父母と一緒に住みたい」 という願いもあったようですから なおさらです

少年の父親も 再婚に当たって 少年にどのような心配りをしてきたのでしょうか? ただ 「きょうだい仲良くしろ!」 「新しいお母さんの言うことを聞け!」 「勉強しろ!」 と命令だけだったのではないでしょうか? それでは 少年にすると 冷たい仕打ちとしか映らず 家庭に(家族に)安らぎやぬくもりは 求められません

子どもは 常に自分の家庭に(家族に)安定感を求めます 具体的には親から(家族から)愛されているという気持ちによって それを感じるのです

親が自分を愛してくれていることは 親の笑顔から感じ取ります 多分この父親は この2年間 少年に対して 笑顔を見せたことが無いのだと思われます
(ことによると母親も)

このような事件は ひと言で言うと 安らぎやぬくもりの無い家庭に起きると 私は思います 安らぎやぬくもりの無い家庭で育つ子どもは いつの間にか 心の成長にひずみを生じます 豊かな心は育ちません 

家庭における安らぎやぬくもりの基盤を築くのは 夫婦(両親)です それに自信が無ければ 結婚は諦めましょう! 勿論再婚もダメです!  

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