幼児教育を語るひろば

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子育て不安

愛知県豊田市で 自動車専用道路にかかる橋から 娘を落として殺害した母親の事件が 新聞に載っていました 親が子を 子が親を殺す事件ほど 悲しくやりきれないものはありません

詳しいことは分かりませんが この母親は 殺害した子どもが生まれた頃から 情緒が不安定になっていたと 報じられています

子どもが育つ条件として一番大事なのは 「情緒の安定」です この安定を支えるのが母親の役割です ですから母親の情緒が不安定だと とても子育ては出来ません

家庭生活では 1人の女性が 妻・母 あるいは職業人というように いくつもの役割を持って生活しています それだけに家庭内で何か問題が生じると 家族間に色々な影響を与え 夫婦関係は勿論 母と子・父と子の関係にもひずみが波及します

家族それぞれの考え方や価値観の違いから 気持ちのずれも大きくなります 相互に欲求不満が溜まって 時には敵意さえ抱くようにもなります その中で育つ子どもは大変です 順調な成長は望めません

賢い母親は ストレスのはけ口を上手に探し出します それが下手な母親は 思考も情緒もどんどん内向して 家出・離婚・無理心中などに傾く場合があります 

ストレスのはけ口を見出せない母親は 「子育ての全責任が自分にある」 あるいは 「子育ての全てが自分に押し付けられている」 というように思い込んでいます そんな母親の心の動きや行動を 援け支えるのが父親の役割なんですが・・・

「核家族」という言葉があります かって マイホーム主義がもてはやされた結果
地域社会の共同体機能が失われて 孤独化が家庭の中まで浸透してきました
まさに「隣りは何をする人ぞ」です

孤立化した核家族が バラバラに存在しているのが 今日の地域社会です 隣りのご主人・奥さん・子どもたちのことは 全く分かりません 付き合いがないので お節介もやけませんし トラブルもありません 事件が起きて初めて 呆然とするか 「普通の人だったのに」と話す程度です

少し飛躍するようですが 地域や家族の環境条件が変わって(悪化して) 孤独な人たちをつくり出しているのではないでしょうか?

つい評論家のような意見になってしまいました 私が言いたいことは 次のようなことなのです

安定感の象徴は「笑顔」です 笑顔の絶えないお母さんは 優しく穏やかです
それだけではありません ゆとりもありますから 物事をじっくり考え しっかり判断
することが出来ます 子どもの 安定感への欲望も満たしてあげられます

そこで 身の回りで(学校や地域の集まりなどで) 笑顔のないお母さんに (時にはお父さんに)気づいたら 積極的に声をかけてあげて 仲間に引っ張り込んで下さい 

笑顔のないお母さんは 人一倍「子どものために」と思って 一生懸命なのかも知れません 無理心中を図った母親は 「子どもを愛しているので 1人残すのは不憫だから 殺して自分も死のうと思った」 とよく言います

1人で悩んで思いつめているお母さんに 「子どもに何を求めているのか?」 「家庭に(夫に)何を求めているのか?」 親身になって聞いてあげて下さい

子育ては手間ひまがかかり 失敗もあります でも自分の子どもですから 成長の
予想がつきます 深い愛情で わが子の一つ一つの芽が伸びる様子を見守ると
時には驚き 時には感激し とても楽しいことです

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