幼児教育を語るひろば

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人は何で生きるか

A紙の三面記事の見出しだけでも 今日は次のような言葉で埋まっていました
「大学生ら不明 2人とも生き埋め」 「恐怖の連鎖 報復 暴走」 「大阪集団暴行 同じ方法で仕返し」 「畠山容疑者 殺人で再逮捕」 「衝動的犯行強まる」 「奈良
放火殺人 突発犯行の見方」 「自宅全焼12歳を補導 福岡」
 等々

世の中どうなっているのでしょうか? 何が原因でしょうか? 何か私たちに欠けて
いるものがあるのでしょうか?

表題は ロシアの文豪レフ・トルストイの短編です (中村白葉訳による) 
トルストイはロシアの貴族の家に生まれました 然し 彼は貧しい人々 特に農民と生活を共にし 彼らを描いた作品を多く残しました どの作品も 根底を流れているのは「愛」です 人の生活・活動は すべて愛によって支えられていると言っています

「人は何で生きるか」は 貧しい靴屋一家と 下界に追放された天使の話です 冬の寒い日に 靴屋は礼拝堂の前で 裸で倒れていた若い男を助けて帰ります
(実は神様から追放された天使です) 

この天使は 神様から課題を与えられて それが解決したら許されることになっています 課題は 次の3つです ( )内は天使が靴屋一家と暮す中で 悟ったことです

1.人の中にあるものは何か? (愛がある)
2.人に与えられていないものは何か? 
 (人には先のことを知る力が与えられていない)
3.人は何で生きるか? (愛によって生きる 神は愛である)


靴屋に助けられて 彼の仕事を手伝いながら6年が経ちます この間 天使が課題を解く事件が 3回起きました そして トルストイは 天使の言葉として こんなふうに
まとめています

「今こそわたしは 人が自分で自分のことを考えることによって 生きているように思うのは それはただ人間がそう思うだけに過ぎなくて 実際は愛の力だけによって生きているのだということが わかりました 愛によって生きている者は 神様の中に生きているもので つまり神様は その人の中にいらっしゃるのです なぜなら 神様は愛なのですから」

人間愛に燃えるトルストイの魂が篭っている作品だと 訳者の中村白葉氏も言っています 今私たちに一番欠けているのが 「愛」の心ではないでしょうか?

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