幼児教育を語るひろば

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よそ事ではない

ジーコジャパンのサッカーW杯挑戦が 終わりました 結果は残念でしたが この2週間 ゲームは勿論 テレビの映像から まだ見ぬドイツの風物にも接することが出来 楽しく過ごせました 選手の皆さんお疲れ様でした そして サポーターの皆さんも!

奈良県で 母子3人が焼死するという 痛ましい事件が起きました 高1で16歳の
長男が 放火の疑いで逮捕されました 「父親に勉強のことで注意されたから・・・」 というようなことを話しているようです 

殆んどの子どもは 勉強のことで 親から注意をされながら育ちます そう考えると 
このような事件は どこの家庭でも起こり得るものと 受け止めなければなりません

16歳というと 子どもから大人へ移る過度期です この年頃は 生き方・ものの見方・考え方・感じ方等 親とはずいぶん食い違いがあります

子どもの成長も速く感じられますが 子どもを取り巻く環境も どんどん変わるので 親はとても追いつけません そうなると 子どもの何を認め 何を拒否したらよいのか 
分からなくなってしまいます

長年教師をしていた私でも 「最近の若い人たちの考え方や行動は理解できない」 という気持ちになり勝ちです どうしても 自分の物指しで 若者たちを判断してしまうからです

子どもの体と心の発達に目を向けるのは 親の務めですが 今の親は  子どもたちの周りに 何があり 何を見聞きし 何をしているかまで知る必要があります そうでないと 子どもに対して何も言えませんし 子どもも聞く耳を持ちません

青年期は 体ばかりでなく 心もどんどん成長(変化)しています 生活上の欲求や
関心も多面的に広がります 一人前の男性・女性としての身体も完成します 確かにもう子どもではありません でも大人ではないのです

大人になる1歩手前のこの時期を 「青春の危機」と呼ぶことがあります 多くの人は この危機を乗り越えて大人になります 問題は乗り越え方です 自力で乗り越えるか 援助されて乗り越えるか それによっても その後の人生が変わると言われます

一方親の方も どう乗り越えさせるかで 迷う時があります まだ子どもの世界にいると思って あれこれ干渉する親 逆に 早く一人前になるようにと 期待過剰になる親 どちらも子どもにとって 迷惑であり 悩みの種となります

この時期の子どもたちの成長は 実にチグハグな面があります 事件を起こした少年も 放火という重大犯罪を犯した後で サッカーW杯の試合が見たいからと 見知らぬ家に上がりこんで テレビを見ていたといいます 常識ではとても理解できないくらい 行動に落差があります

反抗的だと思っていると傷つきやすい 大胆な反面驚くほど小心 自尊心が強いのに劣等感で悩む 慎重に行動していると思っても結果はいい加減 普段はおとなしいと言われながらすぐに暴力を振う 等々

ただ これらは 非常に個人差があります 同じ家庭で育ったきょうだいでも 違います すでに子どもたちは 家庭だけでなく 学校・地域社会の異なる環境の中で 異なる育ち方をしているからです

青春危機時代の子どもたちは 見かけの強がりの裏に 絶えず不安や孤独感を抱いています ですから 自分を理解し 支えてくれる何かを求めています 心を打ち明けて語り合い 理解し合える友人(恋人)を求めています このような矛盾の中にいるのが 大人への過度期の子どもたちです

多くの親たちは この矛盾を扱いかねています 励ましのつもりで 「頑張れ!」 「勉強しろ!」 「上を目指せ!」 「努力しろ!」 という言葉が かえって子どもの欠点を 指摘し続けることになってしまうのです そして こどもの頭の上には 常にぬぐいようの無い圧迫感が 覆いかぶさることになります 子どもは 圧迫感を取り払うために 手段を選ばずに いつか爆発してしまいます

では 親はどうしたらよいのでしょうか? オーソドックスな手法ですが せめて 子どもが気づかずにいる長所を 探す努力と それを認めて 伸ばすように努めましょう 

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勉強も必要だけど…

口うるさい親。いなくなればいいのに。。。そんなことを思う子どもはたくさんいるだろう。事実、父親の厳しさや、母親小言にうんざりする子ども時代を、私もおくったものだ。それでも、ほとんどの子どもは、こん

  • 2006/06/24(土) 22:49:29 |
  • いどばた日記