幼児教育を語るひろば

幼児教育を語るひろば

英才教育と心の教育

セキュリティーのグレードアップを図るため あちこちいじり回していたら 生誕250年のモーツァアルトの記事を削除してしまいました 残念!

モーツァアルトは 父親の英才教育のお陰で 音楽の才能が開花したという説があります でも本当は違うようです モーツァアルトは 1756年にオーストリアのザルツブルクで生まれました 3歳の時には 姉が弾くピアノの曲を聴いて 協和音を感得し 耳で覚えてすぐに演奏したと言われます 6歳の時には(1762年) ピアノのためのメヌエット(ケッヘル番号1)を 作曲したというから驚きです

ヴァイオリン奏者の父親は この天賦の才能に目をつけて 彼を連れて 貴族や教会に雇われるための いわゆるパトロン探しの演奏旅行に出かけたというのが 真相のようです この旅行は 1762~1773年の12年間も続きました オーストリア・フランス・イギリス・オランダ・イタリアの各国を巡りました モーツァアルトは この旅行から ヨーロッパ各国の音楽を吸収して自分のものとし 後に 18世紀のヨーロッパ音楽の集大成に貢献しました

英才教育とは 手元の辞書で見ると 「優れた才知を引き出して育てる教育」とありました ソニーの創始者 井深大氏は 1969年に「幼児教育開発協会」を設立して 早教育を提唱されました 早教育とは何だろう? 英才教育とどう違うのだろう? そんな興味もあって 私は氏の講演を聞きに行きました 要は 胎児や幼児の持つ無限の能力を引き出すために 出来るだけ早い時期に 子どもたちへ知的教育をほどこせば 英才や秀才が育つということでした

井深氏は ヴァイオリン教育で有名な 鈴木慎一氏の指導法を賞賛されていました いわゆる鈴木メソッドで ヴァイオリンの早教育です

「胎教」という言葉があるくらいで 母親の胎内にいる時から 赤ちゃんの教育が始まると言われます ですから 井深氏の話には 説得力がありました そして この「幼児開発協会」は 全国的に関心を集めるようになりました

私自身 早教育の重要性については分かりましたが でも 心に引っかかるものもありました それは 話を鵜呑みにした親たちが 知識の詰め込みに走るのではないかという心配です

その後 井深氏の書かれたものを見ると 氏は「人間づくりの教育を 知的目的からスタートさせることは 誤りであることが分かった 心を育てるというか 人柄を築きあげるということを置き忘れては 本物の人間教育は出来ない」 さらに 「この心を育てる役を担うのがお母さんだ」 と書いています

英才教育の半分に 心の教育があることを 子育て中は忘れないようにしましょう!

創造力や思考力等は 前頭葉の発達と関係すると言われます そして 一部の学者は 前頭葉の発達は 10歳くらいまでに 9割が完成してしまうと言います 
そんなことを聞くと 私たちは つい慌ててしまいますが 人間 個人差もありますし なかなか分析できない複雑な存在です 青年になっても老年になっても 学習能力の衰えない人は 世間にいっぱいいます

蛇足ですが モーツァアルトは どこで心の教育(人間教育)を受けたのでしょうか? 1777~1778年に 彼は2回目の旅行に出ます 当時 ヨーロッパでは ピアノが改善されたり オーケストラが活躍し始めたりして 新しい音楽的な刺激が 色々ありました モーツァアルトは そこから多くのことを学び 彼の音楽の広がり・深まりにつながったそうです 
モーツァアルトはこの旅行で 同行した母親を亡くします さらに 職が得られなかったり 恋人に去られたりで たいへん苦しみ 悩みました  この人間的な体験が 後の彼の音楽にも現れて 内面的にも大きく成長したことが分かると言われます   

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://freesia7.blog10.fc2.com/tb.php/281-111cf969