幼児教育を語るひろば

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春一番

三月に吹く強風を「春一番」と言います。東京で生活している私には、春の訪れを告げる優しい風のように感じますが、本来は漁師さんたちが恐れた春の突風のことなのです。

今日は一日その春一番が吹き荒れました。郵便局まで出かける用事があったので外へ出ましたが、その春一番が吹き荒れていました。


日本各地に、春一番で遭難した漁師さんたちの遭難碑があると聞きました。沖縄の西表島では、春一番を「二月風廻り」と言って、恐ろしい速度で風が吹き荒れると恐れられているそうです。


安政6年(1859年)2月13日(新暦3月17日)、長崎県五島沖に出漁したタイ網船7隻が、突風で遭難し五十三人が死亡したという記録が残っています。以来春の突風を「春一番」と呼ぶようになったと言われます。


春の青空は、なんとなく白っぽい感じがします。春によく現れる絹雲や絹層雲が、白っぽいからだと言われます。移動性高気圧が通り過ぎた後、空高く一面にこれらの雲のベールが広がります。


春の光が地面を温めるようになると、地上の空気も温まります。でも上空の空気はまだ冷たいので、気温の上下差が大きくなり、対流が起こります。春の風の一因です。


「シルクロードの砂」と言えばロマンですが、それが風に流されて日本の空を黄色に染めます。「黄砂」です。3月は黄砂の季節でもあるのです。


「春一番」の兄弟が「春はやて」です。「はやて」とは、急に激しく吹き起こる風のことですが、せっかく咲いたハクモクレンやサクラの花を、一晩で散らしてしまいます。

つまり「春の嵐」です。突然生暖かい南風がビュービュー吹き始め、砂塵が舞い上がり、花びらがちぎれて吹き飛ばされます。今日は、ちょうどそんな日でした。



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