幼児教育を語るひろば

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その翼のために

表題は、「ユニセフニュース261号」特集記事のタイトルです。

世界中で、女の子と女性の権利への意識が高まってきた現状と、その活動の成果について書かれています。

「ユニセフが過去10年間に取り組んできたなかで『女性の権利』の問題ほどユニセフの使命の中核に近いものはない」

昨年亡くなられた元国連事務総長コフィ・アナン氏が、今から13年前、『世界子供白書』に寄せられたメッセージです。

アナン氏は、「人類の半数を占める人々を(女性のこと)差別し続けながら、国際社会の目標を達成すること(差別を克服すること)は不可能」と、差別撤廃の努力を訴えました。


それから12年後の昨年、世界中で『#Me Too』旋風が吹き荒れ、年末には性暴力に取り組んだコンゴ民主共和国のムクウェゲ医師と、イラクのナディアさんの二人が、ノーベル平和賞を受賞しました。

13年前の白書では、女子教育こそ女の子と女性へのあらゆる形態の差別を克服する「最も重要かつ強力な手段のひとつ」だと強調しています。

発展途上国の多くの女性たちは、十分な教育を受けられていません。


南スーダンは、典型的な男性優位主義の国です。男性が家事を手伝うことは皆無で、例えば水を汲むといったこともあり得ないと言われます。

もしそんなことをさせたら、妻は周囲から咎められるし、手伝った夫の方も地域から村八分にされてしまいかねない社会です。妻は夫の所有物に過ぎないのです。

そんな南スーダンの男性たちも、女子教育への地道な取り組みのお陰で、少しずつ変わってきたと言われます。

「女子教育以上に効果的な開発手段は存在しない」と言うアナン元国連事務総長の言葉が、いま実りつつあるようです。


2014年には、不屈の精神で女子教育の権利を訴えたパキスタンのマララ・ユスフザイさんが、ノーベル平和賞を受賞しています。

「羽を切りさえしなければ、女性は自分で空を飛び、前へ進んでいけます」
武装勢力の銃撃にも負けなかったマララさんの言葉です。

「人はみな羽ばたける、しかし暴力や因習が、それをもいでしまうのです。」と、ユニセフは訴えています。


 今私の願いが叶うならば
 翼がほしい
 この背中に鳥のように
 白い翼をつけて下さい
 この大空に翼を広げ
 飛んで行きたいよ
 悲しみのない自由な空へ
 翼はためかせて行きたい

           (以下略)

  作詞 山上路夫




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