幼児教育を語るひろば

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本物と偽物

はじめから屁理屈になりますが 「世の中に偽物は無い」 ということです 偽物は 偽物の本物なのです でも 偽ブランド・偽札・偽情報等々 偽物は 世の中にいっぱい溢れていますね だから 本物と偽物を区別する力が 必要なわけです
ところが 本物と偽物があることを前提にすると 本物志向が奨励されて 我々凡人は すぐに 無批判に 本物と言われる物(事柄)に 飛びつく傾向が見られます それでは困ります 特に 子どもたちに 本物だからと言って 押し付けるのが問題です
そこで 本物と偽物を区別する力を どうやって身につければよいのでしょうか? 言い換えると 本物の価値を見出す力(見抜く力)を どうやって身につけるかということです そうでないと 世の中の出来ごとは 広い意味での 指導的立場の人たちに(政治家・有識者・企業経営者から 学校の先生・家庭の親まで) 本物は善 偽物は悪という 短絡的な価値判断で どんどん処置されかねません
京都の古物商は 小僧さんに 本物の書画・骨董に触れさせて 目利きの力をつけます 小僧さんは 偽物に触れる機会を持たなくても 本物の価値を 自分自身で追求します そして やがては 本物の価値を理解し 偽物を見分ける力になります
本物と言われれば 何でもありがたがって 押し頂く風潮を ぜひ 改めたいものです ブランド物でなくても 自分が気に入った物(価値を見出した物)を使うのが 一番賢明と言えます 
最後に 本物と言われるものには 落とし穴があります 古い中国の 本物を売り言葉にした 「矛盾(むじゅん)」という 笑い話を紹介します
武具を売る商人の店で 客が矛(ほこ)を見ていました 商人は 「この矛は本物で 鋭くて どんな盾(たて)でも突き通せます」と言いました 次に客は 盾を見ていました すると商人は 「この盾は本物で どんな鋭い矛でも 突き通せません」と言いました そこで客は 「では この矛で その盾を突いたらどうなるのか?」 と尋ねました 勿論 商人は返答出来ませんでした
   

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