幼児教育を語るひろば

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子どもを見る目

来年は、東京でオリンピックが開催されます。オリンピック絡みで思い出したことがあります。

今から20数年前になりますが、前回の東京オリンピックで金メダルを受賞された、当時の日本大学教授遠藤幸雄氏と対談したことがありました。

氏の少年時代のお話から、「人が生きて行くためには、自分だけでなく、周りの人々の考え方、またその時の環境も大きな影響力を持つ。」と言われたことが、心に残っています。

氏は、「自分が育った環境から、知らず知らずのうちにそれを学び、自分が精一杯の努力をして、勉強や運動に力を注いできました。」と言われました。

また遠藤氏の少年時代の話の中から、人の天分というものは、どんな逆境の中でも立派に芽を出して、ぐんぐん伸びて行くものだということも、理解できました。

しかしどんな天分を伸ばすにしても、自ら進んで挑戦し、努力する姿勢が無ければ、その成果は期待できないとも言われたことが、印象に残っています。


当時も「今の子どもたちは過保護の中で育っている」と、言われていました。

「手取り足取り世話をされる生活から脱出する力を、子ども自身が持たなければ、ひ弱な成人しか出現しない。『転ばぬ先の杖』では無く、『転ぶ体験jから学ぶ』」とも言われました。


さらに氏は、ご自分の子育て経験から、同じ一人の子どもを見ても色々な見方ができることを、強調されいたのを覚えています。

「悪いと思って見ていた面も、よく見ると実は良い面であることが多いのです。だから子育てでは、できるだけ良い面を取り上げて、褒めながら、そして悪い面がカバーできるように励ましながら、子どもを見る目を持つように心がけました。」と、氏は言われました。


改めて、子どもを見る目を確かめて欲しいと思います。



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